ｰ小鳥遊邸(男湯)ｰ

「「「「だはああぁ…」」」」

ともき「はは、皆ごくろうさん」

紅「かあぁ……真桜の嬢ちゃんマジで容赦ねぇな…」

要「走らされて……ペアで腹筋エンドレス…とどめにブリッジ固定だもんな…首の筋と腹の筋が壊れるかと思った」

千夜「まぁ…アイツよりマシだけどな」

亮「ｼｸｼｸｼｸ…」

卯天「岡崎さん…」

紅「思いっきりねじ込まれてたもんな…」

悠「あははは。」

千夜「コイツ何笑ってるんだ…」

要「というか、岡崎君はなににペナったんだ？」

悠「まおに聞いたところによると、特に誰も悪く無かったから適当にいったらしい。別にペナルティは無しでよかったそうだ」

亮「なら、なんでやった？！」

悠「いや、俺もさっきまで疲れと暑さで意識が朦朧としてたから……完璧な勢いかな」

亮「そんなふざけたノリで……ｼｸｼｸｼｸ」

悠「泣くなよ。ちょっと口の中を犯しただけだろ。千草より気持ちよ…」

亮「お前ふざけんなよゴラ！」

悠「亮がキレた？！」

ともき「普通キレるだろ…」

悠「ちょっとしたジョークだろ。」

千夜「……ホモ野郎」

悠「ホモじゃねぇ。両刀だ」

紅「悠、流石にそろそろ引くんだけど。」

悠「冗談だよ。だいたい、俺だって好きで野郎にディープストロークしないぜ？」

ともき「なぁ、卯天君に毒だから止めないか？」

卯天「はは…」

悠「把握。」

要「はぁ…小鳥遊君は本当にわからないな。アレだけ普段セクハラしてるのに」

悠「四季のセクハラマスターだからな。」

亮「ふん。」

バシャッ！

悠「わぷっ！？湯をかけるな！」

紅「うわ…前髪が完璧に垂れ下がって超怖ぇ…」

ともき「やれやれ。」

亮「なぁ、話しは変わるけどよ。悠って何人くらい付き合ってきたんだ？」

悠「それは自分は千草がいるからって余裕か？」

亮「興味本意だよ」

千夜「くっだらね…」

悠「千夜ちゃんは本当に女嫌いだなぁ。」

千夜「ほっとけ。」

紅「要ちゃんはどうだ？」

要「俺も相手がいないかな。可愛い娘は周りにいっぱいいるんだけどな。」

悠「それはそれで腹立つな…このっ。」

ビュッ！

要「冷たっ！？水飛ばすなよ！」

亮「今のどうやった？」

悠「こうやって手を重ねて中に水を溜めて締める…そしたら隙間から飛ぶんだ。」

要「聞いてないし…」

紅「女っていえば、ともきだよな。」

ともき「え？」

悠「まぁなぁ、右往左往しつつもちゃんと定着してるからな。」

ともき「ｺﾎﾝ…」

悠「いっひっひ。ただ、まぁだ、まぁだ互いが青っちょろいことばっかりだけどな。」

ともき「っ…ほっとけ。」

悠「にっひっひ。そう頬を膨らませるなよ～。(かわ)いい面が台無しだぜん。」
ともき「裸で首に腕をまわすな！あと、また余計なのついてただろ！」

悠「あっ。卯天、ちょっとこっち来てみ？」

卯天「はい？」

悠「隣に座らせて……両手に花完成。」

ともき「花じゃねぇよ！」

悠「うしゃしゃしゃ～」










ｰ女湯ｰ

乱「向こうは楽しそうっすね」

真桜「……」

乱「どうかしたっすか？」

真桜「いや…普通は野郎がらみじゃなくこっちを中心にするんじゃ無いのかと思っただけなの」

乱「え？なんの話っすか？」

真桜「別になの」