ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタ・ラヴー

美喜「あ、そう言えばさ」

澪「なんです?」

美喜「今回でなんと50杯目になるのよね。」

澪「50万につづいて50杯って…ここはどれだけ5って数字が好きなんだ。」

紅「けど、5ってなんか分かりやすくていいよな。半分って感じで。」

悠「俺は9のが好きだけどな」

紅「なんでだ?」

悠「ステータスマックス(999)の9にチルノの⑨」

紅「どっちもよくわからん。」

悠「くれちゃんはゲームしないからな。」

紅「くれちゃんはアウトドア派だからな。」

悠・紅「「あははは」」

美喜「…そこのバカップル注文は?」

悠「誰が黒赤コンビだ。」
美喜「言ってないし」

澪「くろあかって…ゴロ悪」

紅「なら、あかぐろ?」

美喜「血液じゃあるまいし…」

悠「じゃあルージュ&ブラック。」

美喜「ルーレットコンビね。それで、いい加減なにか注文してくれないかしら。」

悠「たまにはそのまま呑みたいな。」

美喜「…はぁ、澪ついだけで。」

澪「はい。吟醸でいいか?」

悠「最高。じゃ、紅。乾杯」

紅「乾杯。」

美喜「今さらだけど、最近顔出さなかったわね。」

悠「まー、そこらへんフラフラしてるからな。」

紅「ラジオの方もでないよな。」

悠「あっちはなぜか呼ばれなくなってな。」

紅「また、なんかやらかしたのか?」

悠「またって、なんだ、別に何もしてない。」

紅「悠は何もしてないとかいって色々やるからなぁ…。」

悠「人をトラブルメーカーみたくいうな。」

澪「トラブルシューターだけどトラブルメーカーとはこれいかに。」

紅「けど、悠はいいよな。」

悠「あにが?」

紅「色々楽しそうじゃん。」

悠「短い人生。楽しまんとやってらんないからな。っか、なんだ急に五月病か?」

紅「いやいや。んな、なまっちょろい物かからないし。」

悠「じゃあ…ホームシックか?」

紅「家には毎日帰ってる。」

悠「あと、思い付くのは…女不足。」

紅「年中だけどな。っーか、別になんでもないぞ。普通だ。普通。」

悠「さいですか。」

紅「俺に言わせたら、悠のがポヤポヤしてる気がするぞ。」

悠「は?」

紅「気が抜けてる。っか、気楽すぎて感じ。」

悠「俺は誰かさんみたく四六時中ピリピリしないの。笑顔、笑顔。」

紅「笑顔以前に貞子髪で顔見えないけどな。」

悠「るっさい。」

紅「そんなに長いと暑くてうざいだろ。切らないのか?」

悠「別にいいだろ。この長さが気に入ってるんだよ。」

紅「ま、俺も悠の髪は好きだけどな。」

悠「あれ、告白ですか?」

紅「はは、バーカ。」

澪「あの、二人も仲いいっすね。」

美喜「波長があってるんじゃないかしら。」
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