ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

稲葉「悠。」

悠「ぁー?」

稲葉「はい、これ。」

悠「……マイク?」

稲葉「そっ。ニャーさんのお礼に悠が歌って、場を締めるの」

「「「ヒュー!ヒュー!」」」

悠「歌うかぁ!」

稲葉「ダメよ。拒否権は無いわ。」

ゆうみ「はい、悠さん。マイク持って。持って。」

悠「でぇい!やめれ!」

ゆうみ「ほらほら、もう他の二人は準備できてるよ。」

悠「他の二人?!」

優日「はは」

鈴猫「えと…」

悠「をぃ、三人ってなんだ。」

ゆうみ「細かいことはいいから、はい、歌詞カード!」

悠「いやいやいや、細かくないから!」

ゆうみ「お兄ちゃん、曲お願い」

しんご「OK。六花。」

六花「よぉし、あたしの~曲を聞けー!」

本郷「ふっ…」

美喜「……(トランペット久々に出したわ)」

悠「え、なに、生音?!ちょ、マジで誰か代わってくれ!!」

零夜「往生際が悪い!!」

ともき「覚悟をきめろよ」

梓「悠、がんばれ~」

将也「えーと、録音準備と…」

澪「やれやれ…大騒ぎだな。」

真桜「……なんで、猫と帽子なの」

要「まぁまぁ、真桜ちゃんはまえデュエットしたみたいだし」





~Choose me feat~

小鳥遊悠/石田 彰
桜花 鈴猫/佐藤 利奈
月見里 優日/豊崎 愛生



悠「恋をしちゃいけないってことは 初めから わかってたのに 逢えば逢うほどに 心 惹かれてゆく 自制心が 崩れ去っていく」

優日「友達の恋人ってことは わかってるはず だったのに 世界の全てが あなたで埋もれてく 私はどうすればいいのだろう」

鈴猫「私の奥に誰を見てるの? なんで 作り笑いをするの? あなたの中から 私が 消えてゆく」


悠「全て失えばラクになれるのかな 罪も 傷も 汚れた感情も」
    
優日「ずっとそばにいたい そばにいちゃいけないの?」

鈴猫「どうして私じゃ ダメなんだろう」

悠「「あの日 出会わなきゃ よかった」だなんて 古臭い フレーズを 口にするけれど」

優日「誰のものでもいい あなたを愛している」

鈴猫「誰にも渡さない Choose me」

優日「Choose me」
鈴猫「Choose me」
優日「Choose me」

悠「No・no……こんなことになるはずじゃなかった」

鈴猫「彼女に会わせるんじゃなかった」

悠「「もう逢うのはよそう」言い出したくても」

優日「I can't stop my love」

悠「眠れないままに 夜がまた明けていく」

鈴猫「Hey,choose me」
優日「Hey,choose me」

悠「No,I cannnot choose one.」

鈴猫「いつもどおり 二人でいたって 携帯ばかり 気にしてる 気づかないふりして 私は笑うけど 時限爆弾は止まらないの」

優日「あなたの胸に飛び込みたいよ 彼女を傷つけたくないよ 二つの感情が私を壊してく」

悠「何をどうすれば救われるのだろう どこにいても 傷は癒せない」

優日「私の存在があなたを苦しめる」

鈴猫「憎しみが 心 染めてゆく」

悠「答えを出せずに さまよい続けてる 時のナイフが 傷を増やしてく」

優日「全てを奪いたい あやまちだとしても」

鈴猫「あなたしかいらないChoose me」

優日「Choose me」
鈴猫「Choose me」
優日「Choose me」

悠「No,no…」

鈴猫「全て失えば楽になるのかな 罪も 傷も 汚れた感情も」

悠「ずっとそばにいたい そばにいちゃいけないの?」

優日「どうして私じゃ ダメなんだろう」

鈴猫「Choose me、Please」

悠「「あの日 出会わなきゃ よかった」だなんて古臭い フレーズを 口にするけれど」

優日「誰のものでもいい あなたを愛している」

鈴猫「誰にも渡さない」


優日「Choose me」
鈴猫「Choose me」

優日・鈴猫「「Choose me・Choose me」」

悠「No,no…」
91/100ページ
スキ