ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

紅「はあぁ…」

戌塚「あ゛ぁあ~…」

千夜「……」

亮「ふぅ…」

悠「ちぇき~…って…雁首揃えてどした…。」

紅「…悠、ちぉき…もうこの暑さでだれ気味なんだよ」

悠「あ~、確かにな…今日の最高気温って三十四度らしいし。澪、ビールよろしく。」

澪「ああ。お待ち」

悠「ぷはっ…夏はこれだよな。それよか美喜は?」

澪「オーナーは休みだ。今日は俺が切り盛りしてる。」

悠「そっかぁ、あの太ももを今日は拝めないのか。じゃ、とりあえず礼の二の腕を視察しようかな。じ~~」

澪「熱視線が暑苦しいから、やめてくれ。」

悠「あはは。っか、なにこれ今日、男祭り?」

亮「暑苦しさに拍車をかけるような事いうな。」

悠「いや、火に油を注いでみた。」

戌塚「あぢぃ…アニキィ…あぢいこといわないでくれだぞと」

悠「うーむ…本当にダレダレだな。」

紅「悠、どっか涼しいところに遊びにいこうよ~」

悠「涼しいところ……図書館行くか?」

戌塚「アニキ…そりゃないぞと」

亮「海とか…いきたいなぁ」

悠「おーいいな。行ってこい。行ってこい」


紅「そこは普通、じゃ、予定組んでみんなでいくか!!とかじゃないか?」

悠「集団行動は苦手だ。それにわざわざお前と千草がイチャつくのを見せつけられるのは遠慮したい」

亮「いや…千草が一緒とはいってないだろ。」

悠「じゃあ、仮に行くとして誘わないのか?


亮「……誘います」

悠「ちぇき~」
紅「ちぇき~」
戌塚「ちぇきだぞと~」

千夜「……海とか……アホか。」

亮「くっ…じゃあ、千夜は海行きたくないのかよ。」

千夜「別に。」

戌塚「けど…海で水着のお姉ちゃんたちを見るのは最高だぞと」

千夜「はぁ…今ので行くきが完全になくなった。」

戌塚「なんでだぞっと?!」

千夜「女はうるさい…邪魔だ。うぜぇ…。」

戌塚「お、おおぅ…アニキ~、千に女の素晴らしさを教えてやって欲しいぞと」

悠「エッチ気持ちいいぞ」

澪「直接的すぎだろ!?」

千夜「お前バカだろ…」

悠「激しい運動は…双方とも汗と他の汁に塗れて…」

亮「ごめん、悠。今は暑苦しいからやめてくれ…本当に」

悠「うーむ…エロトークも暑さの前にはダメだな」

千夜「……それだな。」

「「「ええっ?!」」」

戌塚「せ、千がエロに目覚めたぞと…」

千夜「ちげぇよ。ボケっ!!激しい運動の方だ。」

悠「ピストン運動?」

千夜「暑くてダラけてたら、身体が鈍る。悠、暇なんだろ。鍛錬に付き合えよ。」

悠「ゲロゲロ~…勘弁してよ。」

紅「有りだな。むしろやるべきだ。初夏強化合宿in小鳥遊邸。」

悠「お前も乗り気かい?!」

紅「予定とメニューは悠が決めてくれよ。」

戌塚「じゃ、俺はこの辺で…」

千夜「テメェは参加に決まってるだろ。その性根一回直せや。」
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