ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(7/5/夜)-

悠「危険牌」

ともき「麻雀か?」

悠「いや、二ビルだ。」

ともき「牌じゃないだろ」

優日「なに今日も隕石落ちてきたの?」

悠「ハァイ!」

福太郎「元気のええ返事。」

悠「けどもう最近は二ビル落とされる前提で動いてるからいいんだ。」

真樹「落とされる前提ってことはさ、ケア的なのは出来てるってこと?」

悠「……。」

ともき「出来てないんだな。」

悠「前提で動く、だがケアができるとは言っていない!!」
ドンッ!

ともき「ドンじゃないがな。」

優日「動けよ定期」

悠「一応それなりの努力はしてるんだけどな。」

福太郎「具体的には?」

悠「スターダストウォーリアとアーケティスで2ドロー」

真樹「それでどうなるの?」

京「抹殺の指名者を引き込もうとしてる?」

悠「正解!」

京「やった!」

優日「初めから手札にきてたらうららとかに使ってそう」

悠「わりとある。」

ともき「あるんかい」

悠「展開しても死、しなくても死のパターンだ。」

福太郎「まぁ、手札誘発がそこまで揃っとったら負けてもしゃーないな。」

悠「それが今日は二ビル落とされても勝ったんだけどな。」

京「どうやって?」

悠「手札に三才の鉾があったから使って相手の初動をデッキに戻してターン渡したらきれいに動けなくなって、墓地からシェンシェン復活させて、朱雀で敵の二ビル割って、くそデカパワーを持った二ビルでぶん殴って勝ち。」

優日「二ビル君を処理できないと超絶パワーモンスターになるからね。」

悠「あれで勝ち拾えることって結構あるからな。」

福太郎「単純に6.7000のモンスターがおるって相当怖いもんな。」

京「三才の鉾ってすごいんだな。」

悠「2ドロー、手札ピーピング&ハンデス、心変わり、どの効果も強力だからな。先行でも後攻でも使えるし」

福太郎「発動条件さえ満たせば腐ることはほぼないしな。」

悠「ただ、何枚も入れればいいってカードでもないのがな。速攻魔法じゃないし」

優日「これで速攻魔法だったら絶対禁止になるから」

悠「現代遊戯王はサンダーボルトを3積みする時代なのに」

福太郎「サンボルが無制限になるとは昔のデュエリストは驚きやろな」

優日「逆にいえばサンボル3積みでも問題ないような環境ってことだよね。」

悠「地獄はここからだぜ」
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