ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(6/10/夜)-

悠「こう暑い日が続くと……鮫映画を見たくなるな」

ともき「ならねーよ」

優日「なんかの病気だから、ね?」

悠「優しく諭すんじゃない」

摩耶「でも、新しい鮫映画とかあるの?」

悠「ないな」

ともき「よかった。」

悠「だからみんなで斬新な鮫映画を考えようぜ」

ともき「なんでやねん」

福太郎「鮫が空を飛ぶ」

悠「ありきたりじゃーん」

福太郎「せやね。」

金剛「既におかしいんだよなぁ」

摩耶「なら鮫人間はどうかな」

悠「ほほう、鮫人間ですか……続けてください」
クイックイッ!

ともき「そのキャラなんだ。なにをクイクイしてんだ」

悠「こめかみを押さえてる」

優日「偏頭痛もちかな?」

摩耶「ちなみに上半身が鮫で下半身が人間だよ」

悠「これは……新しいな」

ともき「新手のバケモンではあるな」

金剛「居たら怖いが、それ弱くね?」

摩耶「咬みつく威力はあるよ。それ以外はマイナス補正かかるけど」

福太郎「特化型やなぁ」

真樹「それはもう鮫そのままでいいのでは?」

優日「それ以上はいけない!」

悠「もっとアイデアをだしてくれよ。SAN値が削れた時みたいに。」

福太郎「そのアイデアロール成功した暁には発狂なんですがそれは……」

悠「鮫映画なんだから発狂してナンボだろ(?)」

福太郎「せやね(?)」

ともき「既に発狂してる会話内容なんだが」

摩耶「SAN値チェックする?」

ともき「いや、しない」

真樹「じゃあ、鮫が登場しない鮫映画とか(やけくそ)」

悠「それもうあるから」

真樹「ファッ!?」

金剛「あるのか…」

悠「NO SHARKって映画だ。わりと評判いいぞ」

ともき「えぇ…」

悠「鮫に不可能は無いんだ」

優日「確かに」

悠「ちなみにその不可能を可能にする秘密はナチス・ドイツだ」

ともき「最悪だよ」

福太郎「ナチス・ドイツは永遠にクソ映画のオモチャやな。」

悠「最高の素材だぜ」

金剛「なんで最高の素材でクソ映画になるんだよ」

悠「最高の素材と最高の素材をただただ足して混ぜただけで美味しい料理ができるわけじゃないだろ?そういうことだよ。」

金剛「……」

優日「結局面白い鮫映画よりクソ映画が見たいんだよね。」

悠「そうだ。」

ともき「言ってることがメチャクチャなんだよなぁ。」
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