ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(6/1/夜)-

悠「さぁて、さっそくお宝の地図の話をしよう。そうしよう。」

優日「テンションが高いなぁ」

真樹「ちょっとした興味本位で聞いたことを後悔するってこういうことを言うんだね…。」

福太郎「せやけど、悠が楽しそうやから。」

ともき「コイツは大概何の話してても楽しそうだけどな。」

摩耶「負けこんでストレスで反吐吐きそうになってるときも楽しそうだよね。」

悠「それは楽しくない(血涙)」

金剛「怖ぇよ。」

悠「ふーー……ふーー……。」

優日「月始めランクマで既に痛い目あってるみたいだね。」

悠「大丈夫だ。大丈夫大丈夫ブツブツブツブツ……。」

ともき「ぜんぜん大丈夫に見えないんだよ。」

悠「……………………こほぉー、よし。じやあ、地図の地名とレベルについて語ろうか。」

摩耶「落ち着くまでにだいぶ時間がかかるね。」

金剛「ランクマの話はあんまり触れない方がいいな。」

優日「触れなくても自分から話していくから」

悠「おっほん!お宝の地図には「地名」と「レベル」という2種類の情報が記載されている。このうち、「地名」は財宝のありかを示しているだけと考えた方が精神衛生上は良い。」

ともき「衛生上?」

悠「実際には、地名により若干発掘品の出土傾向が変わってくる。」

優日「取れるものの種類自体は変わらないけどね。」

悠「また、地図によって掘りやすさ、リサイクルのしやすさが全然違ったりするが、当たり外れに加えて掘りやすさ、リサイクルまで考慮して地図を取捨するというのはちょっと現実的ではないから、当たり地図を引くことが出来たら多少掘りにくかろうとそれが運命と割り切ってしまうのが賢明だ。」

摩耶「けど、冥府とか、恐竜の穴みたいな地雷を引いたらレベル5でもリセットするけどね。」

真樹「地雷?」

福太郎「行き来の利便性とかが悪い、やたら敵が多いとかやね。」

悠「他に注意すべきは、その時点で出現させることのできない場所の地図も容赦なく出てくることもある。」

優日「騎士団の誇りにかけてをスルーし未決終了させた後、「砦跡」の地図を手に入れても意味ないしね。」

摩耶「なにげに罠だよね。」

悠「次に「レベル」だが、これは高いLVの地図ほどレアアイテムが取れやすいと思っておいて差し支えない。レベルは1~5まであり、高いほど良い物が取れる確率が上がる。だが実際にどの財宝が取れるか、もしくは各財宝の出土率を決めるデータ(以下、財宝テーブル) は全部で9種類ある。」

金剛「地図が5段階なのにテーブルが9種類ってなんだよ。」

悠「実は、お宝の地図は目に見える地図LV(以下サーチレベル)と、目に見えない内部地図LV(以下内部レベル)の2段構えで構成されている。よって真の地図レベル(財宝テーブルのランク)=サーチレベル+内部レベルということになる。内部レベルはゲームランクに準拠して0~4の5段階に変動し、地図を入手した際ランダムで決定される。ひとくちにレベル5の地図といっても、実際には5種類あるわけだ。」

「「……」」

悠「なんだその無反応は」

摩耶「そらそうなるよ。」
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