ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(5/26/夜)-

悠「マスターデュエルには性質の悪いのが居る。」

ともき「性質が悪い?」

悠「まずはDDダイナマイトBOT」

摩耶「魔獣の大餌でエクストラ全部除外してDDダイナマイトでバーン叩きこんでワンキルするデッキだね。」

悠「対策としてはエクストラを13枚にしておくことだった。」

真樹「だった、ってことは今は別の対策があるの?」

悠「DDダイナマイトが準制限になって成功率がぐっと下がってこのBOTはほぼほぼ消滅した。」

京「はい」

優日「はい、がりゅーちゃん。」

京「BOTってなに?」

福太郎「一定のタスクや処理を自動化するためのアプリケーションやプログラムや。」

金剛「そんでそのDDなんたらBOTってのは?」

悠「要するにDDダイナマイトワンキルまでの動きを自動化してるってことだよ。」

真樹「へー……それって何の意味があるの?」

悠「デュエルで勝つとたまにジェムが貰えるからな。これでとにかく数を回してジェム頬うち稼ぎするって寸法だ。」

真樹「なるほどね。けど、いなくなったんでしょ?」

悠「次のBOTはイグナイとワンキルBOT」

京「まだいるのか」

悠「こいつは対DDBOTに作られたBOTだ」

ともき「なんでBOTがBOTの対策してんだよ……。」

悠「EXデッキを10枚にすることでDDをスルーできて経過は端折るがノーコストデビルフランケンを立ててバーンで焼くワンキルだ」

優日「初見の時は少し感動するよね。動きはきれいだし」

福太郎「そもそもイグナイトってワンキル専門みたいなところあるしな」

卿「そうなのか。」

悠「純粋にイグナイトで闘うよりはイグナイとを使ってワンキルする方が効率いいのは確かだ」

真樹「それは止めれないの?」

悠「こいつは止めどころさえ分かってたら手札誘発で止められる。逆に言えば手札誘発がなければほぼほぼ100%ワンキルされる。」

ともき「それはすごいな。」

福太郎「今はニビル環境やから止めやすいっちゃ泊止めやすい。」

悠「そんな中で次に生まれたのが無効カード遅延BOTだ」

真樹「意味が分からない」

悠「効果が無効になったカードを使い続けるんだよ」

京「効果が無効になってるなら意味がなくない?」

優日「そうだよ。無効エフェクトが入って止まるよ」

ともき「それに何の意味がある?」

悠「ターンに制限がないカード。例えば未開域モンスターのカードをずっと使い続ける」

ともき「そうなったら……どうなるんだ?」

悠「相手はBOTでれをずーーっと続ける」

ともき「……」

悠「ずーっとだ。永遠に」

福太郎「つまりこっちがサレンダーするまで放置されるわけやね」

ともき「性質が悪い!」

摩耶「番外戦術をよく思い付くよね」

悠「まぁ、これも最近対策されて遅延不可になった」

真樹「良かったじゃん」

悠「それで最近現れたのは8分かん完全放置BOTだ。」

ともき「えぇ…」
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