ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(5/2/夜)-

悠「聞くだけでクスッとなる話が聞きたい…。」

ともき「は?」

悠「聞くだけでクスッとなるちょっとエッチな話が聞きたい」

ともき「一瞬でいってること変えてんじゃねぇよ」

優日「クスッとなるエロい話ってただの猥談では?」

悠「エロい話じゃない。ちょっとエッチな話だ!」

ともき「やかましいわ」

摩耶「じゃあ、まずは悠君からどうぞ」

悠「よし任せろ。」

金剛「お前が話したかっただけだろ…。」

悠「時は2016年。舞台は京都府京都市伏見区。その日の朝、30代の女性がある駐車場の前を通ると、なにやら困り果てた様子の中年男性が「すいません、車のブレーキランプが故障したんですが修理を手伝ってもらえませんか?」と声をかけてきた。女性は車に詳しくないので戸惑ったが「ブレーキを踏むだけでいい」と言われたためそれならと手伝うことにする。」

真樹「優しい人じゃん」

悠「しかし指示通り運転席に座ってブレーキを踏んでいると衝撃の事態が起こる。」

ともき「なんだ?」

悠「なんと男がいきなり運転席のドアを開けて女性の足元に潜りこみサンダルを脱がして女性の足を舐めだしたんだ。」

福太郎「うわぉ…。」

ともき「なんじゃそりゃ…」

悠「女性は最初何が起きたか理解できなかったが男はお構いなしに足をペロペロハムハムしていた。」

金剛「早く逃げろよ」

悠「だが女性は恐怖に凍り付いていたうえに抵抗すると殺されるかもと想い、もうただただ時が過ぎるのを待ってなんと「35分」も耐え続けた。」

優日「地獄かな?」

悠「そして男はようやく満足したのか体を起こすとまるで何事もなかったかのようにこういった「どうもありがとう」」

真樹「キモいなぁ」

摩耶「キモすぎてヤバいね。」

悠「こうして女性は解放されて、警察に通報するも、ただ恐怖のあまり一目散に逃げたため車のナンバーすら覚えておらず犯人逮捕に吐いたらなかった。」

優日「コイツを野放しにしてちゃいけない」

悠「しかも伏見区内では以前から同様の事件が複数起きており京都府警ではコイツを「足舐め男」と名付けて行方を追っていた。」

福太郎「二つ名もちやん」

摩耶「これは兇悪だね」

悠「ただどの被害女性もさっきのように有力な手がかりを持っておらず捜査は難航するがしばらくして再び足舐め男が現れると状況は一変なんとその時の被害女性が犯行中の男をスマホで撮影し、しかも舐め舐めに没頭していた男はそれに気付かず、車のナンバーもきっちり押さえていた。」

金剛「色々とアホだな」

悠「こうして伏見区在住フリーター56歳の男は逮捕されたが「覚えとらん」の一点張りでかたくなに犯行を認めない。」

優日「証拠の画像あるじゃん」

悠「ということで警察官が証拠の画像を突きつけるとこういった「覚えとらん」」

ともき「どんなメンタルしてんだ」

悠「ただ最後は罪を認めい5年間で60件も舐め舐めしていたことを自供し、そのきっかけも最初はホントに修理目的で女性を車に乗せたものの、その際たまたま女性の足が口に当たって目覚めたと語っている。」

「「「アホか!!」」」
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