ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(4/27/夜)-

悠「最近は日の出が早くなってきたな」

ともき「そうか?」

悠「五時ごろにはもう明るいもん」

優日「よく五時ごろのことなんてわかるね。」

悠「そこから寝るからな」

福太郎「んー、分かりやすい昼夜逆転」

悠「へへっ!」

ともき「いや、得意げになるとこじゃないからな」

悠「ええっ!?」

ともき「……」

悠「なんて冷たい目をしてるんだ」

摩耶「視線で射殺せるなら殺されてるね。」

優日「それだったらとっくの昔に穴だらけになってるでしょ」

悠「睨まれた回数は数知れずだ」

金剛「まぁ、お前は色々と目をつけられるタイプだからな」

悠「なんでだろうな。」

優日「自分の胸に手を当てて考えてみたらどうかな。」

悠「……おれがいい男だからかな」

ともき「胸に手を当てて考えた結果がそれか」

悠「そうだよ(迫真)」

優日「いい男だと思うよ。たぶん、ダンゴムシにはモテモテ」

悠「なんでダンゴムシ限定なんだ」

摩耶「ナメクジじゃなくてよかったね。」

悠「やめてくれよ(震え声)」

真樹「虫限定にモテるって嫌だね」

悠「べつに虫にモテるわけでもねぇからな」

金剛「そもそも虫にモテるってなんだよ」

悠「そこら辺を歩いているとカブト虫とかが飛んでくるんだよ」

優日「ライノセバスとか」

悠「飛んでこられたら死ぬなぁ」

摩耶「コアベージとどっちがきついかな」

悠「そりゃカブト虫のライノセバスだろ。巨大な角を持った甲虫が突っこんでくるのは怖いだろ」

福太郎「虫が巨大化したらたいてい怖いな」

真樹「モンスターパニック映画かな?」

悠「そういうのでデカくなるのは大抵蜘蛛だけどな」

ともき「確かに」

真樹「言われてみれば蜘蛛以外で思い付く映画ないかも」

悠「虫の映画自体は多いんだけどな。ただ巨大化するってのはあまりないな。」

摩耶「巨大化ではないけど虫のホラーっていえばやっぱ王道のザ・フライかな」

マリア「ハエ人間になる映画ですよね。実は全然知らないんですけど」

悠「マジかよ」

真樹「僕も知らない」

ともき「俺も見たことはないな」

悠「マジかよ。巨大ウジ虫の赤ちゃんが生まれるシーンとかかなりショッキングなシーンなのに」

真樹「言葉を聞くだけできつい」

福太郎「それは夢なんやけどね。」

マリア「そもそもなんでハエ人間になっちゃうんですか?」

悠「転送装置の実験の事故だ」
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