ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】10

ーラスタ・ラヴ(4/25/夜)-

悠「なんかうまい話ないかな」

ともき「うまい話?」

拳二「あるぞ。銀行で金おろすだけの仕事なんだが」

悠「受け子じゃねぇか」

福太郎「それにあんまり旨味なさそうやん」

拳二「受け子なんぞ大半使い捨てだしな」

悠「ならあるぞって言うんじゃねぇよ。」

拳二「うるせぇな。さっさと金出せ」

悠「おれが聞きたいうまい話は何かおいしそうな話の方だ」

京「美味い話か」

マリア「白飯に塩かけるじゃないですか……美味しいんですよ!!」

真樹「塩て…」

悠「そりゃマズくはないだろうな」

マリア「塩に米、シンプルイズベストです!!」

ともき「間違ってはいないんだけどな……」

悠「まぁ、そこまでするなら握り飯にしたほうがいいまである。」

マリア「そこまでいくと贅沢ですね。」

摩耶「握ると贅沢かぁ」

金剛「なんでやねん」

悠「おにぎりの話しようぜ」

ともき「おにぎりの何を話すんだよ」

福太郎「ドラゴン系と同じフロアに現れる恐怖」

悠「おのれニギリへんげっッ!!」

摩耶「お前も焼きおにぎりになるんだよ」

金剛「焼きおにぎりになるってなんだよ……」

悠「だからおにぎりにされて焼かれるから即死だよ」

金剛「……そうだな」

真樹「考えるのをやめた顔してる」

マリア「余り物の具をぶち込んだでっかいおにぎりは最高ですよね。」

ともき「さっきまで塩にぎりが贅沢っていってたのはどこのどいつだ」

マリア「贅沢の極み握りです。残飯処理ともいいますが」

悠「おい、これ以上深掘りすんな闇の具が出てくる。」

ともき「どうしてまともに話ができないのか…」

マリア「けど、仕事としてなら普通に何でもおにぎり作りますからね。おふくろの(苦労)味を握りだしますよ」

摩耶「なんか()ついてるけど。」

福太郎「おふくろの苦労の味って刺さる人にはめっちゃ刺さりそうやな」

悠「おれを突き殺しそうだからやめろ。」

マリア「じゃあ、悠さんには大好物を混ぜ込んだおにぎりを作りますよ」

悠「ほう、なんだ言ってみろ」

マリア「アルティメットデクレアラーでいいですよね。」

悠「対話拒否握りやめろ!!」

ともき「そもそも具でも何でもねぇな」

摩耶「寿司デッキがあるんだし、おにぎりデッキができてもおかしくないけどね。」

悠「寿司食いねぇっ!」

拳二「いいから金」
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