ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(3/24/夜)-

悠「おー……。」

ともき「なんだ?」

悠「NR先攻ワンキルデッキを試してみたんだ。」

優日「先攻ワンキルするデッキはろくなデッキじゃない説」

悠「ソンナコトナイヨ。」

ともき「カタコトってるな」

悠「でも成功率はかなり低めだから。」

福太郎「まぁ、先攻ワンキル高いデッキは犯罪やからね。」

京「犯罪なのか。」

弩躬「パーデク、VFD、ロンゴミも先攻ワンキルみたいなもんだけどな。」

悠「先攻制圧だから(震え声)」

ともき「その先攻制圧したあとはどうなるんだ?」

悠「おれの勝ちぃ!って叫ぶ。」

優日「まくり返されたらいいのに」

悠「やめてくれ。」

福太郎「ほんで話しを戻して……先攻ワンキルできたん?」

悠「おお、5回達成して「鬼」の称号も手に入ったぞ。」

真樹「5回も成功ってすごいんじゃないの?」

悠「4時間ぐらいやって5回だけどな。」

ともき「えぇ…」

弩躬「ちなみに先攻ワンキルの条件は?」

悠「まず、先攻であること。」

ともき「そりゃそうだ。」

悠「つぎに特殊召喚できるモンスターとテテュスとドローカード」

福太郎「テテュスってことは」

弩躬「天使か」

京「分かるのか」

優日「テテュスは天使カードをドローすると追加で1枚ドローできるモンスターカード。」

悠「そしてターン1制限がない。つまり?」

ともき「……天使族を引けばずっとドローできる?」

悠「正解。」

真樹「全部ひいたらデッキなくなっちゃうんじゃない?」

弩躬「先攻ワンキルだからそれは問題ないのさ。要するに必要なカード全部ひくためのドローエンジンだ。」

悠「あとはワタポン二体を特殊召喚して、テテュスとワタポン2でリンクしてパワーコードトーカ、ペンデュラム召喚で炎の魔精イグニスト、☆4二体と何でもいいから炎族二体召喚、☆4をエクシーズして外神ナイアルラを召喚。効果で手札のモンスターを全部捨てる。さらに効果で墓地の炎属性をコピー。あとはイグニスの効果で場の炎族を全部リリースしていくって勝ちだ。」

摩耶「イグニスの効果って?」

悠「墓地の炎属性×100ダメージ。イグニス自体含めて5回撃ちこめる。だからこのデッキの大半が炎属だ。」

優日「…………あれ、これ結構きつくない?だってまず手札に特殊召喚モンスターとテテュス、打ち出の小づちがあったとしてイグニス引いたらアウトでしょ?例えイグニス引かなくても手札がある程度たまる前にドローの魔法カードが渋滞してもアウト」

悠「だから5回成功するまでに数時間かかったんだよ。」
81/100ページ
スキ