ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(3/13/夜)-

悠「ドスコイ!」

ともき「は?」

悠「相撲の話していいか?」

ともき「相撲の話って……なんか珍しいな」

マリア「男が裸でぶつかり合うより女が裸でぶつかり合う方が好きですよね。」

悠「それは……そうっ!!」

優日「メスゴリラの縄張り争いとか?」

悠「まぁ、ゴリラは服着てないし女(メス)ではあるけどな。」

優日「メスゴリラなんて単語を迂闊に使ってたらツイフェミがブチ切れるよ?」

悠「メスゴリラっていったのはお前だろ!!」

ともき「いいから相撲の話しろよ。」

悠「大相撲の春場所初日だったろ?」

福太郎「ああ、せやね。」

悠「それで幕内土俵入りで志摩ノ海(木瀬)が身につけた化粧まわしが話題になってる。」

真樹「けしょうまわし?」

京「相撲で関取衆が土俵入り用に使う美しいまわしだ。」

摩耶「話題になってるってことは超ド派手だったとか?」

金剛「土俵入りの見どころは各力士が思い思いのデザインの化粧まわしを披露する華やかさだからな。」

悠「志摩ノ海は「岸辺露伴」を描いたものを着用していたんだ。」

ともき「え?」

優日「露伴先生?マジで?」

悠「マジだ。アップで描かれた露伴の両横には、あの名ぜりふが描かれてる。」

マリア「露伴先生の名台詞といえば……」

「「「「だが断る」」」」

悠「正解。さらに、志摩ノ海のしこ名も、独特なデザインの書き文字で「シマノウミィイー」と記されている。」

ともき「それはすごいな。」

真樹「っていうかありなの?」

福太郎「化粧まわしに漫画のキャラクターが描かれることは珍しいことやないで、元横綱稀勢の里は「北斗の拳」に登場するラオウの化粧まわしやったし。」

摩耶「ラオウも露伴先生もどっちも相手にしたくないキャラだよね。」

悠「北斗神拳とヘヴンズドアー。どっちがお好みかな?」

優日「ジャンプオールスターバトルかな?」

マリア「ここで相撲マンガのキャラでないことを突っこむのはダメですかね?」

悠「面白い相撲マンガももちろんあるが……そのな、やっぱりこう……メジャーマンガの方が華やかじゃん?」

ともき「なんで言葉に配慮してたのに一気に台無しにした。」

悠「めんどくさくなった」

福太郎「正直」

悠「イエア!」

ともき「イエアじゃねーんだよなぁ。」

優日「けど、いいね。最近暗いニュースばっかりだったからこういうのは」

マリア「戦争のニュースばっかりですもんね。」

悠「今もまだ続いてるのが恐ろしい話だけどな。」
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