ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(2/26/夜)-

悠「クッソ連勝する日とクッソ連敗する日の差が激しすぎる。」

ともき「そんなもんなんじゃないのか。」

マリア「連日連勝できるならプロになれますよね。」

悠「それはどうかな!」

マリア「なれないんですか?」

悠「いや、プロどころか神になれるだろ」

ともき「何を言ってるんだお前は」

悠「けど、下振れまくりの時はホント下振れるからな」

吉音「はーい」

悠「はい、吉音君。」

吉音「下振れるって何?」

プロメ(仮)【数値・指標などが想定したものよりも下がることです。】

悠「上振れはその逆だ。」

吉音「……ほーん」

悠「理解してくれたみたいで嬉しいよ」

ともき「どこがだよ。絶対理解してない反応だろ。」

悠「おいおい、吉音さんを舐めんなよ。これはもう理解しきっておられるに決まっとるだろうが!!」

吉音「ぜんぜんわかってないよ?」

悠「はい。」

ともき「はい、じゃねぇよ。」

福太郎「要するに欲しいカードが全然引けんのが下振れ、欲しいカードが引けるんが上振れ。」

吉音「あー、なるほど!」

悠「な?」

ともき「……」

悠「無視はやめて」

マリア「そういう所がまわりまわって下振れの原因になるんじゃないですかね。」

吉音「どういうこと?」

真樹「日頃の行いが悪いってことかな」

悠「なんで皆おれが日頃の行いが悪いように言うんだろうな。こんなにも清廉潔白に生きているのに」

マリア「悪逆非道の間違いでは?」

悠「いいや、間違っちゃいないね!!」

ともき「悪逆非道とまでは言わないが清廉潔白では絶対ないといえる。」

悠「つまり……普通だな!」

福太郎「普通が一番よな」

悠「イエア!」

福太郎「アメリカン」

マリア「アメリカンな返事をする人が普通のわけがないんだよなぁ」

悠「おいおい、人種差別かよ」

マリア「人種は否定しませんよ。ただ、悠さんを人とカテゴライズするのはちょっと……」

悠「じゃあ、なんだ、おれは野菜だとでも言うのか!!」

ともき「なんでカテゴライズの中で野菜が出てきたんだよ」

吉音「サイヤ人てこと?」

悠「……おおっ!なるほどな」

吉音「え?」

悠「なんでもない。そういうことだ。」

ともき「嘘をつけ!」

悠「嘘を嘘とみ抜けることはいいことだ。えらいぞー。」

ともき「ぶっ飛ばすぞテメェ」
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