ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(2/5/夜)-

悠「やめて、やめてくれめんす……。」
ガタガタ

優日「ふははっ、怯えろ!慄け!!」

ともき「なにごとだよ。」

優日「さぁ」

ともき「さぁって…」

福太郎「分からずに煽っていくスタイル。」

優日「ふふんっ!」

ともき「なぜ得意げなんだ」

摩耶「僕はなんで悠君が震えてるかわかるよ。」

金剛「分かるのか?」

摩耶「だって雪降ってたじゃん」

悠「ごぽぽぽっ」

京「しっかり!」

ともき「泡を吹くな泡を」

悠「めっちゃ冷えてるとき思ってたんだが……やめてくれよ(震え声)」

優日「けど、パララッーって感じで積もりそうな勢いでもなかったじゃん」

悠「それでも雪が降っているという事実がおれを傷つける!!」

ともき「やかましいわ」

摩耶「雪の方が傷ついてるまであるね。」

優日「そうだよ。子供は雪が降ると大喜びするんだから。」

悠「確かに」

真樹「そこは納得するんだ」

悠「雪が降ると真桜の目がぱっちり開くしな。」

金剛「それは……何が起こるんだ?」

悠「機嫌がいいのと元気があるって証拠だ」

優日「分かりやすい」

摩耶「けど、真桜ちゃんが半目の時は見たくないものを見ないようにしてるからもあるんでしょ?」

悠「そうだぞ。だから、話しながらだんだんと目を閉じられると悲しい気持ちになる。」

金剛「相手するのめんどくさがられてるってことか」

京「もしかしたせ悠兄ぃだけを見るために他を見ないようにしてるのかも。」

真樹「考え方がポジティブ」

悠「まぁ、おれは他人を引きつける魅力があるからな」

摩耶「他人を引きつけるっていうか、目につくとか、変なもの見たさの方だよね。」

ともき「そうだな」

優日「深海魚的なね」

悠「誰が未開域の珍生物じゃい」

ともき「そこまでいってねぇよ。」

悠「ババ抜きはじめんぞ!」

ともき「なんでだよ」

摩耶「未開域のテーマがババ抜きみたいなことするからね。」

京「そうなのか」

優日「手札から一枚捨ててドローしてランダムで一枚捨てて、その捨てたカードが効果発動したカードだったらさらに効果発動する」

金剛「わからん。ぜんぜんわからん。」

悠「だからババ抜きなんだよ。しっかりと説明するとだな……」

金剛「しなくいい、しなくていい。覚える気もねぇし」

悠「えー……」

優日「遊戯王おじさんはすぐに語りたがるからなぁ」

悠「へへっ……って、誰がおじさんやねん!」
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