ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(1/29/夜)-

悠「やっと電脳界の回し方がまともになってきた。」

神姫「ふーん」

悠「もっと微笑みを見せて。おれに笑いかけて!!」

マリア「なにいってんだこいつ」

悠「優しさに餓えてるんだよ…。」

ともき「バファリンでも飲んどけ」

悠「半分が優しさだけど半分は厳しさだからな」

福太郎「薬成分は?」

悠「プラシーボだ」

ともき「なんでやねん」

京「プラシーボって?」

悠「デュエルに負けて上半身と下半身が千切れる奴だ。」

神姫「それはプラシド」

ともき「えぇ…どういう事態なんだ…」

福太郎「無茶苦茶なようやけど実際そのとおりなんよな。」

悠「ファイブディーズ見るんだ」

ともき「……」

マリア「ちなみにプラシーボとは、偽薬のことですよ。」

京「偽薬」

福太郎「「鰯(イワシ)の頭も信心から」いうことわざがあるように、人は偽の薬を与えても「効いた効いた」ということがあるんよ。」

悠「それで、自覚症状の改善がみらることがある。他方、偽薬のはずなのに、望まない副作用(有害作用)が現われることをノシーボある いは、ノシーボ効果という。」

京「つまり……気持ちが大事ってことか!」

マリア「確信を突いていますね。」

神姫「そうね。まさにそれって感じだわ。」

悠「おれも気持ちをこめてドローしてるんだけど緑一色みたいなことになるんだよなぁ。」

マリア「邪念と欲が籠ってるだけだからじゃないですかね。」

悠「ばばば、バカを言うな。純粋に勝ちたいという一念しかこもってねぇよ!!」

神姫「勝ちたいという精神と同時に先攻制圧してやろうという邪念がこもってるんでしょ」

悠「先攻制圧しなきゃかてなかろうがっ!!」

福太郎「先攻制圧せんかったら後攻ワンキルされるんは……現代遊戯王」

悠「でも、トライドロン相手にデクレアラーまで立てられたけどゴキブリ投げて6枚ドローしてたらまくり返せたのはすげぇ気持ち良かった。」

神姫「万能だせさえすれば相手にいくら手札引かれても平気と慢心したのね。」

福太郎「普通に禁じられた一滴とか超融合とかニビルあるのにな。」

悠「ちなみにそれらは全部おれにも突き刺さる。」

マリア「超融合する側でなくされる側でもあるんですね。」

悠「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ。」

神姫「やられる前に指名者しときなさい」
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