ｰラスタ･ラヴ(1/21/夜)-

悠「ぴゅるるっー」

ともき「誰か救急車呼んでやれ。」

悠「誰か急病か!?」

優日「かなりマイルドに言うと……頭大丈夫?」

悠「マイルドにしてそれなら、マイルドじゃなかったらどんな酷い言い方されてたのか心配になる」

福太郎「そんで開幕の謎口笛は?」

悠「マスターデュエルに熱中しすぎてつい口から排熱してた」

京「排熱なのか!」

ともき「違うから」

優日「結局やってるんだね。」

悠「やってるぞー。」

福太郎「勝てとる?」

悠「それがなぁ……勝ってるんだよ」

ともき「……えっ、勝ってるのか?」

悠「連戦連勝とはいかないがそこそこ勝ち星を拾えてる」

京「おー、さすが悠兄ぃだ!」

悠「へっへっへっー!」

ともき「得意げなのがイラッとするなぁ」

優日「いくら課金したの?」

悠「……」

福太郎「おっとぉ?」

悠「実は……無課金だ!」

優日「うそつきは舌を縦に割かれて傷口にハバネロ刷り込まれるよ?」

悠「引っこ抜かれるよりひどいじゃん!!」

福太郎「え、マジで無課金なん?」

悠「ああ、初手に貰えるジェムほぼ使い切ったし色々と分解して作った素材も使い切ったが……なんとかそこそことした形になったデッキができた。」

京「何デッキを作ったの?」

悠「超落胤ドラゴンメイド」

福太郎「落胤とドラゴンメイド分かるとして……超は?」

悠「超融合だ」

真樹「スゴイの?」

悠「デッキのコンセプトはドラゴンメイドでデッキを回しつつ妨害して落胤と超融合で相手の特殊召喚モンスターを喰らうテクニカルデッキだ」

ともき「そのデッキって無課金で組めるもんなのか?」

悠「組める。っか、おれは最初剥くパックをかなり間違えたから最初からちゃんと狙いを定めとけばもっと完璧なものが組めてたはずだ。」

優日「他にどんなデッキが無課金で組めそうなの?」

悠「テーマを一つに絞るんならエルドリッチだろうが電脳界だろうが何でも組めるぞ。」

福太郎「マジで?普通に環境デッキ組めるやん」

悠「そうなんだよ。まぁ、その代わり色々と砕いたりしなくちゃいけないんだけどな。流れとしては作りたいテーマを一つ決めて、そのパーツが入ってるパックを剥いて、その時でた使わないSRやURを砕いて、欲しい汎用を生成するだな。」

京「生成?」

悠「マスターデュエルは欲しいカードをピンで生成できるシステムがあるんだ。各レアリティ1枚作るのに30P、砕くと10Pだから3枚砕いたら1枚作れる感じだな。」