ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(1/16/夜)-

悠「ダメだわ。」

ともき「なにがだ。」

悠「磁石駄目だ。」

福太郎「電磁石ダメなん?」

悠「ランクマで何回か試してみたんだけどかなりボコボコにされた。」

福太郎「勝ち星なし?」

悠「いや、さすがに何回かは勝てたけど安定しないんだよな。」

優日「そんな安定して勝てるゲームでもないじゃん。」

悠「というか気がついたんだ、おれ厚型のデッキは相性が悪いっぽい」

福太郎「けど、ハーピィも厚型ちゃう?」

悠「厚型もいるけど、おれは薄型ハーピィばっかりだったな。」

京「薄型だと何がいいの?」

悠「欲しいカートを引きやすいのと短期決戦に持ちこめやすい。」

優日「つまり……長期戦想定で闘いたくない」

悠「それ!まさにそれ!負けてもいいからとにかく早めに決着つけたいんだよ。」

ともき「負けてもいいって…」

悠「だから害悪デッキが相手だと画面叩き割りそうになる。」

京「凄い怒りだ。」

優日「でも、害悪デッキは使ってる側は気持ちいいから。」

悠「わかる」

ともき「わかるのかよ!」

悠「害悪デッキは使うと楽しいのは事実。ただし、勝てるとは言ってない」

ともき「は?」

悠「いや、害悪デッキって案外、勝ち筋少ないんだよ。どっかに狙い定めての害悪じゃないと」

真樹「狙い定めたってなに。」

悠「害悪しつつバーンで削る、デッキを削る、DEATH、エクゾ……とにかく勝ち筋を絞っておかないとただの遅延デッキにしかならないんだよ。」

優日「勝っても負けても疲労感しか残らなさそう。」

悠「爽快感は皆無だわな。だって真綿で首絞めていく闘いをするわけだからな。」

ともき「いってることが無茶苦茶なんだが…。」

優日「むちゃくちゃするのが遊戯王だからね。」

京「なるほど」

ともき「いやいや、違うだろ。……違うよな?」

福太郎「んー……あながち間違いでもないしなぁ。」

悠「それはさておき、珍事件いこうか」

プロメ(仮)【余目町トルコハワイ事件。Xは個室付浴場(=ソープランド)を営業しようと、山形県余目町で県の建築確認を得てソープの建設を開始した。それを知った周辺住民が反対運動を起こしたため、山形県と余目町はXのソープの営業を阻止すべく、当時の風営法に注目。当時の風営法には公園の近辺でソープランドを営業してはいけない規定があったため、後から公園を設置することでソープの営業を阻止しようと考えた。そして余目町は建設中のソープの付近に小さな公園を作り始めた。Xは完成したソープランドの営業許可を申請すると、余目町は公園の完成を待ってからXの営業許可申請を受諾した。Xはソープの営業を開始すると、風営法違反で営業停止処分がなされ、さらに起訴された。最高裁は、この山形県と余目町の行為について「行政権の濫用」とし、Xに無罪を言い渡した。】

優日「さすかに酷いね」

ともき「許可得てないならともかく許可を得ての建設だもんな。ソープだとして」

福太郎「ミナミの帝王で似たような話あったな」

京「なんで店名が「トルコハワイ」?」

悠「ソープは昔「トルコ風呂」と呼ばれてたんだがトルコ人が「風評被害だ」ってキレて今の呼び方になったらしい。ちなみにこの事件のソープは潰れて今は廃墟になってる。なお公園はまだある模様 。」

優日「諸行無常」
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