ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】9

ーラスタ・ラヴ(1/11/夜)-

悠「何か今日さ……降ってたんだけど、雹が」

ともき「ああ、確かに降ってたな」

悠「心停止するかと思ったわ」

福太郎「ショック死かな」

優日「それは寒さで?風が強かったから?雹が降ってたから?」

悠「全部だ」

京「強い風が吹いて雹が降るとすごい音がするんだな。屋根とか壁とかに当たってカンカンなってた。」

真樹「っていうか、雷もなってたよね」

悠「この世の終わりみたいな天気だった。」

ともき「荒れた天気ではあったけど終わらねぇよ」

悠「おれの心は崩壊寸前だったけどな」

優日「したらよかったのに」

悠「ガッデム!」

ともき「どういうキレかたしてんだ」

悠「それにしても本気でこの天気は死ぬかと思ったわ。」

福太郎「何や全国的にめっちゃ寒ぅなっとるらしいね。」

悠「……(白目)」

ともき「無言の白目やめろ。」

悠「この話はやめよう。楽しい話をしよう。」

福太郎「楽しい話いうたら?」

悠「珍事案だ!」

優日「ひゅー!」

ともき「いや、その反応はおかしい。」

プロメ(仮)【北海道札幌市中央区で起きた事件です。市内のある銭湯で女装した中年男性が女湯に潜入しました。】

優日「女装してるから大丈夫だと思ったけどちょっとしたことでバレちゃったってことだよね。」

ともき「大丈夫ではないんだが…」

プロメ(仮)【化粧をした黒のボブカットのカツラを着用し店員と目も合さずに入店したようでが身長180センチ体重90kだったそうです。。】

真樹「なんでそれで通しちゃったんだろう」

京「気付かなかったのかな。」

福太郎「普通に怖かったんちゃう?」

悠「そこまで来ると変装にしちゃ粗末すぎるしあからさま過ぎて逆に言いづらかったのかもしれん」

真樹「それでどうなったの?」

プロメ(仮)【さすがに不自然と思い店員や常連客が問い詰めるも男は「女性です」と裏声で誤魔化し続けたそうです。】

ともき「裏声でどうにかできる状況じゃないだろ。」

プロメ(仮)【その後警察が到着するも、同じように裏声で「女性です」と繰り返していたようですが最後は男性器の有無を確認されそうになり、ようやく観念し逮捕に至ったようです。】

京「よくそうなるまで認めなかったな。」

プロメ(仮)【また事情聴取の時におっさんは名言を残しました。「男湯は汚い、女湯の方が安らぐ」と。】

ともき「汚いのはお前の心だっていうところだな」

プロメ(仮)【これで元防衛省のエリートですから世の中わかりませんね。】

「「「ええぇっ…。」」」

悠「さらに8年前も同じ手口で捕まってるぞコイツ。」

福太郎「性癖がこじれ切ったんやろなぁ」
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