ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(12/24/夜)-

悠「あわてんぼうのサタンクロース、クリスマス前にやってきた。相手のモンスターリリースし、特殊召喚された~♪」

ともき「サタンクロース、な。」

悠「今年のうちの流行語大賞はサタンクロースかもしれん」

福太郎「今年もうちょっとで終わるんやけどね。」

マリア「何かください。」

悠「ドストレートに要求してきやがったな。」

マリア「クリスマスイヴですから何かください。」

悠「プレゼントは25日にもらえるもんだぞ」

マリア「じゃあ、明日もください。」

悠「はははっ、ゲンコツでもくれてやろうか」

マリア「ゲンコツ煎餅なら貰います」

ともき「つまり、食べ物が欲しいと」

鈴猫「そんなに……お腹すいてるの?」

マリア「貰えるなら別に何でも貰いますね。病気と痛み以外は」
ニギニギ
鈴猫「そ、そうなんだ。あの、どうして手を握ってるの?」

マリア「癒しを貰ってます。」

鈴猫「あっ、そう…。」

悠「……」
スッ
真樹「……」
スッ
福太郎「……」
スッ

鈴猫「順番待ちしないで!?」

ともき「握手会か?」

マリア「といか、アレですよね。皆さん普通に今日もここにくるんですね。」

悠「お前も人のこと言えんだろ。」

ともき「俺は無理やり連れてこられたんだけどな、お前に」

悠「へっへっへっ!」

ともき「ぶっ飛ばすぞ」

京「居たら駄目なのか?」

マリア「そんなことありませんよ。私はがりゅーちゃんに会えてうれしいですし。」
ニギニギ
京「そうか、ありがとう。」

ともき「それでなぜ手を握るのか」

マリア「癒しを貰ってます」

ともき「そればっかりか。」

悠「癒しは大事だしな。なんだったらおれも握手してやるよ」

マリア「それはべ…」

京「やったぁ!」
ニギニギ
悠「いやー、どうもどうも。」

ともき「政治家か何かか。」

ゆうな「頑張ばってください!」
ブンブンッ

ゆえ「おうえんしてます……!」
ブンブンッ

鈴猫「え、えぇ…」

真樹「ダブル握手」

ともき「いつの間に…」

ゆうな「それでこれ何の握手?」

ゆえ「すずねさんかんしゃしさい……。」

鈴猫「違うよー」

悠「とりあえず握手できるからやっとけやっとけ。」

ともき「なんじゃそりゃ…。」

ゆえ「それもいいけどおなかすいた……。」

悠「さっきラジオで栗の甘露煮とかたくさん食べてたと思うんだけどなぁ」

ともき「なんで甘露煮」

福太郎「正月先取りやな」

悠「まぁいいや、みんなうち来いよ。クリスマスイヴパーティしようぜ。」

「「「おーー!!」」」
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