ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(12/17/夜)-

悠「デュエリストには2つのタイプがいる。1つはプレイングが上手いやつ。」

優日「もう一つは?」

悠「遊戯王が上手いやつだ。」

ともき「……は?」

真樹「同じじゃないの?」

悠「違うぞ」

京「どう違うの?」

悠「プレイングが上手いやつは初動の動かし方とか、敵の動きの止め方が上手い奴だ。対して遊戯王が上手いやつは相手が初動で動けてて、返しの盤面でやられても完璧なタイミングで欲しいカードを引けて大逆転勝利ができる奴だ。」

福太郎「一枚で捲ってからの大逆転」

ゆうな「処刑用BGMかけなきゃ」

ゆえ「たーらたらたらーったららったらーらー……♪」

京「なるほどなぁ」

ともき「納得……というか、理解できたのか」

京「なんとなく、理解した。」

ゆうな「これはデュエリストの魂を持ってるね。」

ゆえ「めざせ、でゅえるきんぐ……!!」

ともき「いや、目指さなくていいだろ。」

悠「なんでや!キングやぞ!」

福太郎「女の子やし、キングやなぁてクィーンのがええんちゃう?」

悠「ああ!それもそうだな!」

ともき「そういうんじゃないんだよなぁ。」

真樹「けど、称号だけならカッコイイかもね。デュエルクィーンって」

悠「それはさておき、今日むちゃくちゃ寒くておれ死にそうなんだけど。」

ゆうな「はい、早すぎた埋葬」

悠「禁止なんだよ」

ゆえ「はい、どきゅうぶたい……。」

悠「射出するんじゃあない!」

優日「でも、どうせ自壊するんなら射出した方がいいじゃん。」

悠「そうだけど、そうじゃないんだよ。」

福太郎「確かに今日はめっちゃ寒かったよな」

真樹「雨降ってたし、風は強いしだもんね。」

ゆうな「雪降ってるところもあるし」

ゆえ「あつあつのおでんとかたべたくなる……。」

優日「トン汁と白米を口の中火傷しながらかきこみたい。」

ともき「いや、せめて落ち着いて食え。」

悠「そうだな……臓腑からしっかりと温まるものを食えばいいんだ。」

福太郎「せやね。」

悠「けど、寒くて何かを作る気力が出ない…。」

優日「は?」
ゆえ「は……?」

悠「ガチギレ気味で「は?」っていうのやめなさい。」

ゆうな「お父さんの数少ないいいところが台無しでしょ。弩級部隊されたくないなら優日ちゃんとゆえを満腹にするんだよ!!」

悠「助けてください!!」

ともき「うるせぇわ。」
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