ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6
ードリームクラブー
受付「ピュアな紳士さま、ようこそドリームクラブへ、当クラブの魅力を存分に味わってください」
拳二「かっかっか。どうよ、どうよ。いい感じの店だろぅ?」
悠「……」
拳二「なんでぇ、機嫌悪りぃな」
悠「いきなり夜道で拉致られてクラブに連れ込まれて機嫌のいい奴なんかいねぇよ。」
拳二「だって、お前携帯繋がらねぇじゃねぇか。さっき掛けたら、あのお嬢ちゃんが出てビビったぞ。」
悠「……なんで、それで俺の居場所が解った?」
拳二「かっかっか。可逆不可逆だったか?」
悠「あー?」
拳二「俺は可能な方法を考えただけだ。お前は必ず行動を曲解する。携帯を持たないって事は、いつでも戻れるような近場にいるってな?」
悠「驚いた」
拳二「だろ?」
悠「お前に考えるだけの脳みそがあったことに驚いた…大丈夫か?明日には頭破裂すんじゃねぇの?」
拳二「ブッ飛ばすぞ!」
悠「はん、やかましいよ。なにが「可逆不可逆」だ。おおかた、ともきに探りをいれさせたんだろ。でなきゃお前が「可逆不可逆」なんて言葉を使えるはずがない。」
拳二「むっ…」
悠「っか、推理に対する推理。俺の行動の捻りを、逆に推測するのは禅でも無理だ。ともきにしか出来ない推理だ。」
拳二「……すまん、よーわからん」
悠「お前もう入院しろ!じゃな、俺は帰るから」
拳二「まてまて、せめて女の子に会ってからにしろや。もう指名したんだから。ちゃんとお前好みの娘だぞ。」
悠「アホか…だいたい未成年をクラブにつれてくるな」
拳二「なぁに、今さらなこといってやがる。」
悠「っか、そもそもさっき、受付の人が心がピュアなとか完全会員制のクラブとかいってたのに、なんでお前が会員になれてる」
拳二「ピュアじゃねぇか」
悠「お前がピュアなら世界の犯罪者の七割は善人で、俺はローマ法皇にでもなれるわ!」
拳二「わけわからん事を…お?」
雪「こんばんわ!私の名前はね、雪ってゆ~の!せっちゃんて呼んでね!」
悠「え、あ~…セッちゃん?」
雪「よろしく~!それで、あなたのお名前な~に?」
悠「俺は小鳥遊悠……です。」
拳二「かっかっか。小鳥が遊ぶって書いて小鳥遊だ。」
悠「別に説明はいらんだろ」
雪「ふ~ん、じゃあこれからはお兄ちゃんて呼ぶね!」
悠「え?なんで?」
雪「え~、ダメぇ?」
悠「いや……ダメじゃないけど」
雪「じゃあ、あなたは今日からセッちゃんのお兄ちゃんにけって~い!!」
悠「は、はぁ…(絶対に俺のが年下なんだけどなぁ)」
雪「セッちゃんは今、世界一のパティシエをめざして頑張ってるんだよ。」
悠「菓子を作るのが好きなんだ」
雪「うん!セッちゃんは洋菓子やデザートを作る職人さんなの。」
悠「俺もたまに菓子はつくるよ。でも、どうして、パティシエの女の子がこういう店で働いてるんだ?」
雪「どうしてって、ここが楽しいからだよ」
悠「そうか(なんか事情があるのか?)」
拳二「かっかっか。(やっぱりコイツはこーゆー店でもアレだぜ。)」
受付「ピュアな紳士さま、ようこそドリームクラブへ、当クラブの魅力を存分に味わってください」
拳二「かっかっか。どうよ、どうよ。いい感じの店だろぅ?」
悠「……」
拳二「なんでぇ、機嫌悪りぃな」
悠「いきなり夜道で拉致られてクラブに連れ込まれて機嫌のいい奴なんかいねぇよ。」
拳二「だって、お前携帯繋がらねぇじゃねぇか。さっき掛けたら、あのお嬢ちゃんが出てビビったぞ。」
悠「……なんで、それで俺の居場所が解った?」
拳二「かっかっか。可逆不可逆だったか?」
悠「あー?」
拳二「俺は可能な方法を考えただけだ。お前は必ず行動を曲解する。携帯を持たないって事は、いつでも戻れるような近場にいるってな?」
悠「驚いた」
拳二「だろ?」
悠「お前に考えるだけの脳みそがあったことに驚いた…大丈夫か?明日には頭破裂すんじゃねぇの?」
拳二「ブッ飛ばすぞ!」
悠「はん、やかましいよ。なにが「可逆不可逆」だ。おおかた、ともきに探りをいれさせたんだろ。でなきゃお前が「可逆不可逆」なんて言葉を使えるはずがない。」
拳二「むっ…」
悠「っか、推理に対する推理。俺の行動の捻りを、逆に推測するのは禅でも無理だ。ともきにしか出来ない推理だ。」
拳二「……すまん、よーわからん」
悠「お前もう入院しろ!じゃな、俺は帰るから」
拳二「まてまて、せめて女の子に会ってからにしろや。もう指名したんだから。ちゃんとお前好みの娘だぞ。」
悠「アホか…だいたい未成年をクラブにつれてくるな」
拳二「なぁに、今さらなこといってやがる。」
悠「っか、そもそもさっき、受付の人が心がピュアなとか完全会員制のクラブとかいってたのに、なんでお前が会員になれてる」
拳二「ピュアじゃねぇか」
悠「お前がピュアなら世界の犯罪者の七割は善人で、俺はローマ法皇にでもなれるわ!」
拳二「わけわからん事を…お?」
雪「こんばんわ!私の名前はね、雪ってゆ~の!せっちゃんて呼んでね!」
悠「え、あ~…セッちゃん?」
雪「よろしく~!それで、あなたのお名前な~に?」
悠「俺は小鳥遊悠……です。」
拳二「かっかっか。小鳥が遊ぶって書いて小鳥遊だ。」
悠「別に説明はいらんだろ」
雪「ふ~ん、じゃあこれからはお兄ちゃんて呼ぶね!」
悠「え?なんで?」
雪「え~、ダメぇ?」
悠「いや……ダメじゃないけど」
雪「じゃあ、あなたは今日からセッちゃんのお兄ちゃんにけって~い!!」
悠「は、はぁ…(絶対に俺のが年下なんだけどなぁ)」
雪「セッちゃんは今、世界一のパティシエをめざして頑張ってるんだよ。」
悠「菓子を作るのが好きなんだ」
雪「うん!セッちゃんは洋菓子やデザートを作る職人さんなの。」
悠「俺もたまに菓子はつくるよ。でも、どうして、パティシエの女の子がこういう店で働いてるんだ?」
雪「どうしてって、ここが楽しいからだよ」
悠「そうか(なんか事情があるのか?)」
拳二「かっかっか。(やっぱりコイツはこーゆー店でもアレだぜ。)」