ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

炎銃「禅、小麦粉と胡椒どこに売ってんだ?」

禅「コン…ビニ…で…ありますよ…」

炎銃「ドンキホーテじゃねぇのか?」

禅「あり…ません…その先の…コン…ビニで…あります…あと…銅の皿…は…えびす屋…SSS…ガン…パウダーは…」

炎銃「そっちは揃えてる。……よし、これで花火ガンつくれるな。」

禅「いえ…まだ…です」

炎銃「ぁん?」

禅「武器熟練度が…足りません…上級が…必須条件…です」

炎銃「ちっ、ならレベル上げだな。」


宮塚「ツーペア」

しんご「ストレート」

澪「エースの3カード」


美喜「ストレートフラッシュ」

宮塚「……お前が入るとゲームにならない」

美喜「運も実力のうちでしょ。」

澪「はは…っと、いらっしゃいませ。」

崇「ワイルドターキーロックだ」

本郷「ふっ…」

美喜「なに?」

本郷「ふっ…」

美喜「……水?」

本郷「ふっ…(首を横に振る)」

美喜「ジュース?」

本郷「ふっ…(首を横に振る)」

美喜「炭酸水」

本郷「ふっ…(首を横に振る)」

美喜「喋れ!!」

しんご「オーナー!気持ちはわかるけど落ち着いて!」

本郷「ふっ…」

禅「……別に…注文は…無い…って…事を…言い…たいんじゃ…ない…ですか?」

本郷「ふっ…。(首を縦に振る)」

美喜「はじめからそういいなさいよ…」

本郷「ふっ…」

美喜「……」

炎銃「止めとけ、止めとけ。ソイツと話してるとハラワタ煮えくり返るぞ」

本郷「ふっ…」

炎銃「なぁ、いまのはバカにしたのか?それとも鼻で笑ったのか?お?こら?」

澪「同じ、バカにしたのも鼻で笑ったのも同じですよ…」

しんご「ワイルドターキー置いておきますね」

崇「あぁ。宮塚、お前が飲んでるのか。」

宮塚「えぇ、今日はうるさいのが居ませんでしたから……今は炎がうるさいですけど」

炎銃「んだと、こら?」

宮塚「……」

崇「くく、炎。よかったらどうだ、呑まないか?」

炎銃「おっと、いただきます。」

澪「グラス置いておきますね」

崇「コクッ……ふぅ」

炎銃「ゴクッ…ぅ…ゴホッゴホッ!」

崇「くく、どうだ?」

炎銃「え、えぇ…うまいっすよゴホッ…ただ、喉の奥が少しキツいっすけど…崇さん、よくカパカパ呑めるっすね」

崇「この酒は喉で味わうのが醍醐味だ。」

炎銃「なる…ほど、ゴホッ」

崇「どうだ、宮塚もやらないか?」

炎銃「いえ、俺には度数が強すぎなので遠慮しておきます。」

炎銃「はん、ヘタレが」

宮塚「……なんとでもいえ」

美喜「どうでもいいけど、呑みすぎて潰れないでよ」

炎銃「そんときゃあ、ここで寝る」

澪「(うわ、いってることが悠と同じだ)」

しんご「(悠と同じこといってるよ)」

炎銃「なに、ガンくれてやがる?」

「「いえ、別に…」」
64/100ページ
スキ