ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(11/22/夜)-

悠「さ、さむい。」

福太郎「雨と風のコンボが炸裂」

優日「さらに気温が下がる!」

悠「やめてくれよ(震え声)」

優日「怯えたまえ。惑いたまえ。」

ともき「何なんだお前は」

悠「この寒さは危険だ。おれが死ぬ。」

優日「笑いが溢れちゃうね。」

悠「なんでじゃ!」

京「実際寒さが一段上がった気がする。」

福太郎「気温一ケタの所もあるみたいやしな」

悠「おろろろっ」

ともき「吐くな」

悠「もう外出れない。コタツの中で暮らす。コタツの中あったかいなり~。」

優日「ギルティ」

悠「今のは悪かったと謝っておくが。ホントに外に出たくないのはある。」

ともき「あのなぁ…」

福太郎「雨風強いから外には出んでええんとちゃうかな。」

悠「でも、そういう時ほど外の様子みたいじゃん?」

ともき「なんで舌の根も乾かないうちに手のひら返した発言するんだお前は」

優日「台風きたらわれ先に川とか見に行くタイプだよね。」

悠「誰か流されてないか気になるじゃん」

ともき「人が流されてる前提で行くな!」

真樹「自分が流されたら死ぬよ?……いや、死なないかな。」

優日「激流に飲みこまれても生きてそうだもんね」

悠「鮫とかはなしで頼むぜ?」

ともき「なんで川の話で鮫が出てくる。」

悠「鮫だぞ?奴らはどこにでもいるんだぞ。砂漠、雪山、空に家の中」

ともき「居てたまるか!!」

優日「そろそろ鮫も新しい扉あけないと二番煎じになるよね。」

福太郎「というか、鮫映画はほぼ二番三番煎じやけどね。」

京「そうなのか」

悠「……仕方ないんだ。けど、それで稼いでいくのが鮫映画芸だから。」

ともき「鮫映画芸ってなんだよ…。」

悠「今年冬は……鮫で決まりだな。」

ともき「なにも決まらねぇよ。」

悠「じゃあ、なんのB級映画がいいんだよ。ゾンビか?」

ともき「B級限定すんな。」

悠「ほほう、Zか……。やるじゃん!」

ともき「黙れ。」

優日「ていうか、最近てなんか面白い映画ってやってる?」

悠「アイスロードとか面白そうと思ってる。」

京「アイスロード?」

プロメ(仮)【カナダ北部のダイヤモンド鉱山でメタンガスが爆発。 坑道が崩れ落ち、26人の作業員たちが地下に閉じ込められてしまった。酸素が切れるまで30時間、それまでに救出に必要な抗口装置を取り寄せなければならない。バカでかい装置の輸送は飛行機にも大型ヘリにもムリ、トラックにしかできないと判明する。しかも、4月になった今は閉鎖されている最短コース、氷の道〈アイス・ロード〉を通らなければ間に合わない……。】

悠「という映画だ。」

福太郎「普通に面白そうやん」

悠「普通に面白い映画だからな。」

京「鮫は普通じゃない、と?」

悠「そうだよ(迫真)」
59/100ページ
スキ