ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(11/16/夜)-

悠「さぁ、今日からついに始まりました。地獄のKCカップ開催!!」

ともき「いや、知らないが。」

悠「19までいくのにそっから上に行けない私ですが何か?なにかぁぁっ!」

ともき「うるせぇぇっ!」

鈴猫「お、落ち着いて」

優日「争え、争え……!!」

福太郎「精神操作系の能力者かな?」

悠「フィクサーかもしれない。」

真樹「落ち着いたの?」

悠「負けすぎで頭痛くなってきてるけど落ち着いてる。」

ともき「やめろよ…。」

悠「負けられない戦いがあるんだ!」

優日「負けこしてるけどね。」

悠「おぉん!?」

優日「勝ちこしてるの?」

悠「やめろ。現実を突きつけるな。心がホントに折れるだろ。」

京「頑張って!」

悠「頑張りたい…。」

真樹「あ、弱ってる。」

鈴猫「なんか大変なんだね。」

優日「石とかぶつけます?」

鈴猫「なんで?!」

悠「お前はホント恐ろしいことを言うよな。弱った人間に石をぶつけるとか。」

優日「悠、運は集束するんだよ?」

悠「ふむ……続けろ。」

優日「つまり石をぶつけられたり、不幸な目に遭い続ければ……?」

悠「運が舞い込む!!」

優日「その通り!」

ともき「ねぇよ。」

福太郎「パチンコとか競馬で負け続けた人が最後に辿り着く心理やん。」

真樹「それ、結局敗けるよね。」

悠「負のスパイラルだ!」

鈴猫「なら、やめようよ…。」

悠「5時間ぐらい頑張ったんだけどなぁ。」

ともき「相当やってんな、オイ…。」

悠「ガチ勢はもっとやってるはずだ。」

京「デュエリストは大変だ。」

悠「ホントにな。」

ともき「いや、お前はどういう立ち位置でいるんだよ。」

悠「ようやく冷静になってきたんだ。」

鈴猫「それはよかった。」

悠「そしてお腹もすいてきた。」

真樹「どゆこと?!」

福太郎「ご飯も食べンと頑張っとったってことちゃうかな。」

悠「そう。」

ともき「そう、じゃねぇよ。」

悠「集中しすぎてたんだ。」

鈴猫「身体壊すよ。」

優日「じゃあ、悠の代わりに私がご飯食べ解いてあげるよ。」

悠「いっさいおれの腹は膨れないんだよなぁ。」

優日「へへっ!」

悠「得意げに笑っても誤魔化されんぞ!!」

真樹「ご飯食べてなくても元気じゃん。」

悠「元気は元気だよ。心はボロボロだが」

鈴猫「それって逆に危ない状態じゃないかな…。」
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