ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(10/21/夜)-

悠「ああ、まったく……。」

ともき「なんだよ。」

悠「コタツから出たくない。」

ともき「じゃあ、もう出てくるな」

悠「ははっ。」

ともき「なに笑ってんだ。」

優日「でも……正直朝布団から出たくなくなっては来てるね。」

福太郎「朝夕がもう冷え冷えやしな。」

悠「冷え冷えはドラゴンが湧いてるフロアだけでいいや」

優日「イッテツはいいんだね」

悠「そいつもいたか……いや、根絶やししとけばいいか。」

福太郎「イッテツに使うよりはドラゴン消したいな」

優日「私はゾウかな」

悠「河童とスコッピーも消し去りたい」

京「全部は消せないの?」

福太郎「1ダンジョン1種やね」

悠「まぁ、複数消せるなら白紙増やして全部ねだやせばいいしな。」

京「なるほど」

ともき「というか、なんの話だ…」

悠「人は生涯にどれくらい歩くか知ってるか?」

真樹「知らなーい」

悠「は?」

真樹「なんでメンチ切られてるんだろう……」

悠「ひとは生涯に地球1周以上は歩く。1日2キロ歩くと、50年間でほぼ一周だ。」

京「すごい」

優日「がりゅーちゃんならもっといきそう」

京「走り込みは基本だ」

福太郎「さすがやなぁ。」

京「身体もあったまるぞ」

悠「おれはコタツでいいかな」

ともき「いつか身体壊すぞお前は」

悠「だって、コタツはおれの心を掴んで離さないんだ!!」

優日「べつに心は掴んでないと思う。」

福太郎「熱ははっしょるけどね」

悠「ほんのりあったかいぐらいにして寝るとたまんねーんだよ。」

真樹「喉とか乾かない?」

悠「カラッカラになるぞ」

ともき「おいおい…」

悠「目がさめた時に冷たいのを流し込むのがまたいいんだ」

優日「新手のサウナかな?」

ともき「ただの脱水症状だろ。」

悠「まぁ、間違いではないな」

福太郎「認めるんや」

悠「でもまぁ、ホントにやべぇぐらいカラカラになるわけじゃないし。ほんのりだよ、ほなのり。」

ともき「いや、布団で寝ればいいだけだろ」

悠「コタツの中に布団を敷いてるから平気平気」

福太郎「毛布代わりってことやね」

悠「そうだ!」

ともき「そうだじゃねぇんだよ。」

真樹「寝返りとか打てなくない?」

悠「ちゃんとコタツの足をのばしてるから余裕だ。」

優日「そういう所はしっかりとしてるんたよね。」
27/100ページ
スキ