ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(10/15/夜)-

悠「ルパンザサード」

ともき「50周年記念でやってたな。」

福太郎「初期ルパンとか久々に見た気がする。」

優日「初期は初期で普通に面白いんだよね。映画とかスペシャルもいいけど」

悠「よくない」

真樹「よくないんですか?」

悠「面白いから見直したくなるからよくない。」

ともき「そっちかよ」

福太郎「テレビシリーズ頭から見直すんは流石にきつない?」

悠「一気見はきついな」

ともき「きついどころじゃないだろ…。」

悠「そうだな。テレビシリーズ見たら映画版とかも見たくなるもんな。」

ともき「増やしてどうする」

悠「増えちゃうもんなんだよ」

優日「漫画原作読んでアニメ見てって増えていく感じだね。」

悠「スピンオフとかある作品だと更にだな」

福太郎「秋の夜長を楽しむにはええんかもね。」

悠「ところで黒い太陽って知ってるか?」

優日「ショムニのOP」

悠「そりゃ沈まぬ太陽だ。デンマークには「黒い太陽」とよばれる現象がある。といっても日食などではなく、単純にムクドリの大群によるものだ。」

京「鳥?」

悠「デンマークの湿地帯では春先の日没に見られる光景だそうだ。群れの動きと共に形が変化し、三日月や楕円形などあらゆる形が見らる。」

福太郎「せやけど、ムクドリの大群は日本でも見られるよな」

悠「ああ、だけど、デンマークほどのスケールでは見られない。また、イギリスでも同じような光景を見られるみたいで、デンマーク特有の現象ではなさそうだ。」

優日「日本でも上野あたりでハトの大群なら見られるよね。」

悠「あれは距離が近い分子供ならなくぐらいの迫力があるな。」

ともき「鳥って数が多いと割と怖いもんな」

福太郎「ヒッチコックの鳥とかもなかなかよな」

京「なんだそれ?」

福太郎「んっ、映画やで。鳥が襲ってくるパニック物の映画」

悠「ヒッチコック作品は普通に怖くて面白いんだよな。めまいとかサイコとか。ところで目の前がチカチカする理由は知ってるか?」

真樹「唐突(いつもの)」

悠「目の前がチカチカしてよく見えないのは、専門的には「閃輝暗点」という。一方、目を閉じて眼球を圧迫したときなどに見える光は、「眼内閃光」という。」

福太郎「必殺技っぽい」

優日「私も思った」

悠「これは、光じゃなく、物理的な刺激に網膜が反応し、光を知覚したような感覚が生じる現象だ。さらに、立ちくらみは医学的には「眼前暗黒感」という。」
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