ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇき。」

六花「ちわっ!」

美喜「リッカ、いらっしゃい。久しぶりね」

六花「最近店番の拘束時間が長くて、これないんですよねー。」

美喜「それは仕方ないわね。」

悠「……」

花描「ピエロ君?」

悠「あ、良かった見えてたか、あまりにも自然に無視られてたから、ついに俺はミスデレクションがオートスキルになってしまったのかと心配したよ。」

花描「おい、美喜、ピエロ君は見えてるよな?」

美喜「見える見ない以前に見たくない。」

悠「帰る。」

しんご「おぃ!」

悠「いやいや、今の発言は中坊なら引きこもってるレベルやぞ。」

花描「そんな打たれ弱く無いだろ」

悠「ナイーブハートだよ!」

六花「あははは。」

悠「爆笑してんじゃねぇぞゴラ!」

美喜「リッカに怒鳴ってんじゃないわよ」

悠「もう小鳥遊さん涙目なんっすけど」


ゆうみ「こんにちは。お兄ちゃん働いてる?虐められて悦ってない?」

しんご「来て早々、なんっー質問だ…。」

ゆうみ「え、悠さんに虐められたいがためにここでバイトしてるって噂がちらほら。」

しんご「ねぇよ!どこ情報だ!」

ゆうみ「稲葉ちゃん」

しんご「いつ話してる…?」

ゆうみ「Twitterとかメールで」

しんご「メアド交換済み…っか、Twitterも!?」

悠「止めとけ、稲葉が関わった一部の人間は身内でも知らない情報網がつくられるから…ちなみにお奨めの対処法は俺みたいに携帯を持たないだ。」

花描「それは対処法じゃなく、連絡を断つ手段だろ。」

澪「だから携帯不携帯っていわれんだよ。」

悠「なに、今日は俺を追い込む日なの!?なぁ、リッカ!」

六花「ゆうみちゃんも歌うの好きなんだー」

ゆうみ「うん。リッカちゃん、声キレイだね。」

しんご「聞いてないし意気投合してるな。」

悠「あかん、やっぱ帰る。」

ともき「ちわ。あ、やっぱりここにいたか。」

梓「電話通じないから探したぞ。」

悠「あの…ギュってしてください」

「「なんで!?」」

六花「じゃあ、今から歌いまーす!」

ゆうみ「いえい!」

「「こっちもなんで!?」」

稲葉「まぁ、システムよ」

悠「お前もどっから出てきた。」

稲葉「ともき君達と一緒に入ってきたわよ?黙って。」

花描「なぁ、美喜」

美喜「なに?」

花描「ここに居ると毎日こうか?」

美喜「……静かな時の方が少ないのは確かね。」

花描「そりゃ暇潰しになりそうだな。」

悠「っか、花描君は昼寝してても人っか妖怪も呼ぶのに暇もくそもなくね?」

花描「……」

美喜「悠が1ポイントねに」

悠「何ポイントで美喜のデレがもらえるんだ?」

美喜「65565ポイント」

悠「昔のゲームのカンストかよ」
58/100ページ
スキ