ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】8

ーラスタ・ラヴ(9/25/夜)-

悠「手を伸ばし抱き止めた激しい光の束~」

福太郎「無限列車編よかったね。」

ともき「ああ、面白かった」

優日「私もお弁当食べたくなった」

悠「うまい、うまい、いいながら?」

優日「うまい、うまい、いいながら。」

京「美味しいものを食べて旨いというのは正しい。」

真樹「いや、そうだけどね。」

悠「最近感動系を見過ぎて目がヤバいわ。涙腺が破裂するわ。」

ともき「それはおかしい」

拳二「そりゃただ目玉の辺りをぶん殴られただけじゃね?」

悠「…………いや、ここ最近で目玉を殴られたことは無い」

ともき「考えることじゃないだろ。」

悠「ハロを知ってるか?」

拳二「コンビニとかで売ってるやつか」

ともき「え?」

優日「ハロハロかな?」

真樹「ああ、美味しいよね。」

優日「ガンダムに出てくる緑色のボールの方でしょ」

福太郎「確かにハロやね。」

悠「太陽の周りを囲むように現れる虹を見たことはないか?」

京「ある」

悠「その現象をハロや日暈と呼ぶ。」

福太郎「日暈(ひがさ)」

悠「雲の中にある氷の結晶に光が屈折してできる現象で、太陽にごく薄い雲がかかった時に見られるものだ。一見天気の良さを象徴するかのようだが、実は天気下り坂のサインだ。」

優日「そうなの?」

プロメ(仮)【低気圧や前線が接近することで、天気が崩れる前触れと言われています。】

悠「というのも、低気圧や前線は空の高いところから空気が湿ってきて、薄い雲ができるためだ。」

ともき「前に話してたファイヤー・レインボーとも似た現象だな。」、

悠「際に条件が揃えば同時に見られる。ただ現実的に考えるなら、洗濯物の心配もした方が良さそうだがな。」

優日「太陽の周りに見えるのもあるけどさ、月の周りにも見えるときない?」

悠「月の周りに現れたものは月暈(つきがさ、げつうん)という。」

真樹「なんかカッコいい」

悠「虹のようにも見えることから白虹(はっこう、しろにじ)ともいうな」

福太郎「中国やと古代、白虹が太陽を貫くことは、兵乱の兆しとされとるね。白虹は干戈を、日は天子を表すという。」

京「色々な見方があるんだな。

悠「太陽とか月は運勢とか占とか昔から色んなことに携わってきているからな。」

拳二「なんでもいいんだがよ。今月分払えよ」

悠「風情もくそもねぇな!」
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