ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

パチパチパチ
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悠「止めろ!拍手すんな!!いや、もう全員散れや!」

ともき「どんな切れ方だ…。」

翼「はじめて聞いたけど下手でもなんでもないじゃん」

悠「るせぇ!みんな、喋るな!優しい言葉をかけるな!!うわーん!」

紅「お、おい、どうした。」

ともき「なにか限界を突破したみたいだな。おーい、帰ってこい」

悠「うー!うー!」

澪「なんか、カリスマブレイクした吸血鬼みたいなこといいだしたぞ」

悠「はぁはぁ……澪、酒だ!酒持ってこい!ビーアンドビーとブランデーカクテルとピカドール用意しろ!」

澪「いや…どうします?」

美喜「出したげなさいよ。」

澪「はぁ…悪酔いするなよ」

悠「もう、酔わしてくれ。すべてを忘れさせてくれ。いや、むしろ俺を消し去ってくれ……。鬱だ…死にたい。」

美喜「精神疾患が発祥してるわよ…。」




優日「真桜ちゃんもお疲れさま」

真桜「まぁ、余裕なの~。」

鈴猫「なによ。」

真桜「別にぃ~なの。」

鈴猫「ムカつく…すごくムカつく。」

稲葉「クスクス。優日の選曲もなかなか面白かったわよ。」

優日「私はてっきり鈴猫さんが歌って、赤面必須な感じになるかなーって思ってたんだけど」

鈴猫「優日ちゃんそれどういう意味…」

優日「鈴猫さんはかわいいって意味です」

鈴猫「え、あ、うん…あり…がと」

真桜「年下になにいわれてるなのー」

鈴猫「アンタはもう少し年上を敬いなさいよ~」

真桜「敬われたいなら、それ相応の行動や威厳を見せてみろなの。」

鈴猫「なっ…この」

真桜「ふんなの」

優日「二人は仲良しだね。」

真桜・鈴猫「「こんな奴と仲良くなんかない(なの)!」」

稲葉「恐ろしく息がぴったりよね。」

優日「だよね。」

紅「おーい、どうでもいいんだけど悠が狂ったように酒を飲み続けてるぞ。あれだと酔う酔わない以前に胃んなかぶっ壊れるぞ」

真桜「まったく…前おさげ、いいから思いっきり後頭部をバットでしばいてやれなの」

紅「把握。」

鈴猫「把握しちゃダメ!なに考えてるの!」

真桜「死にはしないなの。たぶん。」

紅「いけるよなぁ?」

鈴猫「皇くんは少し黙ってて!」

紅「はい!」

優日「紅くん、今の鈴猫さんと崇さんどっちが怖い?」

紅「今の花王」

鈴猫「だいたい、悠が怪我したらどうするの」

真桜「ふん、怪我のひとつやふたつ今さらなのむしろ心配するのがお前の甘さなの」

鈴猫「なによ!」

稲葉「あらあら、こっちはこっちで大変ね~。本当に大変。」

優日「稲葉ちゃん、楽しそうだね。」

稲葉「やぁね。楽しそうだなんて。すごく面白がってるだけよ?クスクス。」

紅「なぁ、優日の子猫ちゃん。俺は物理的に本気で怖いってのはあんまりねぇんだけど……稲葉の子猫ちゃんは怖いわ。」

優日「うーん。稲葉ちゃんも良いところいっぱいあるんだよ?」
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