ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(8/13/夜)-

悠「雨スゲー。」

優日「頭悪そうだね。」

悠「火の玉ストレートやめれ。」

優日「頭ワルワル、わーるわーる♪」

悠「おい、やめろ。」

京「楽しそう」

悠「そこそこだな」

優日「そこそこね。」

ともき「そこそこってなんだ……。」

悠「ところでマリトッツォってあるじゃん?あれ食いにくくね?」

真樹「あれ可愛いよね。」

悠「なんでもかんでもカワイイっていえばいいと思うなよ。ジャイアントスイングすんぞ。」

真樹「なんでさ!?」

福太郎「根本的にマリトッツォってなんなん?」

優日「食べにくいクリームパンでしょ。」

真樹「火の玉ストレート」

悠「プロメ」

プロメ(仮)【マリトッツォとはイタリアでパンの事を指し、その意外と歴史は古くて古代ローマ時代からあったそうです。その時はレーズンやはちみつを入れて作られたパンでした。】

ともき「ああ、パンはパンなんだな。」

プロメ(仮)【正確には、現在日本で流行っているのはイタリア語で「マリトッツォ・コン・ラ・パンナ」と呼ばれているものだそうです。】

優日「強そう」

悠「いや、美少女だろ。」

ともき「パンナって部分だけでいってるだろ。」

京「どういう意味なんだ?」

プロメ(仮)【意味は「生クリームをサンドしたマリトッツォ」で、これがイタリアでは正式な名前になります。】

真樹「本当にそのままの意味なんだ。」

プロメ(仮)【ちなみに食べにくいと言われていますが、食べ方がいくつかあります。まず、マリトッツォをお皿に乗せます。一つ目は真ん中のクリームからフォークを入れ、下のブリオッシュと一緒に食べる方法です。二つ目は上のブリオッシュを外して電子レンジで温め、クリームをつけて食べる食べ方法です。いずれも、上の段と下の段は一緒に食べないのが一般的な食べ方です。】

優日「そのままかぶりつくってのが根本的に違ってるんだね。」

悠「でも、スプーンとかついてないし普通ならかぶりつくよな。」

福太郎「まぁ……せやね。」

プロメ(仮)【更にマリトッツォは本場イタリアではカプチーノなどのコーヒー系と一緒に食べるのが定番です。コーヒー系がとても合うので、マリトッツォを食べる際は是非コーヒーを一緒に用意してくださいね。】

京「わかった!」

悠「まぁ、あれはコーヒーとか欲しいわな。クッソ甘いだろうし。」

ともき「クリームたっぷりだしな」
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