ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(8/12/夜)-

悠「何にでも新鮮な反応をする人間はモテると思うんだがどうだ?」

ともき「どうだといわれてもなぁ。」

福太郎「何にでも新鮮な反応……。つまり、過去からタイムスリップしてきた侍とかかな?」

悠「それだっ!」

ともき「いや、違うだろ。」

マリア「映画とかドラマで見たことありますね。」

真樹「具体的にどんな感じになるの?」

悠「そりゃ……おお、ここが未来の世界でござるか!しかし、想像していたよりもずっと未来は現実的でござるな!車もしばらく空を走る予定もなさそうでござる!」

ともき「ポルノグラフィティじゃねぇか。」

福太郎「過去言うても2000年ぐらいから来た人やね。」

マリア「だとしたら何で侍っぽい感じなんですかねぇ」

悠「コスプレだろ」

ともき「色々とおかしいんだよなぁ。」

悠「おかしけりゃ笑え」

ともき「誰か先が尖った長い棒持ってきてくれ。」

マリア「要するに槍ですね。」

悠「おれが本気で腹筋を固めたら本物の槍じゃないと貫けねぇぞ。」

真樹「だから槍を使うっていってるんでしょ。」

悠「なるほどな。賢い!」

マリア「まぁ、たとえ実際に槍を持ってこれたとしても当たるイメージがないですけどね。」

悠「腰を落とした構えで気を漲らせ、直立で片膝を上げた姿勢で残像を残しながら前進・後退するぜ。」

福太郎「阿修羅閃空定期」

悠「阿修羅閃空を会得しておけば人にぶつかりそうなときに使えばすり抜けられるぞ」

ともき「できねぇよ」

福太郎「そンまま瞬獄殺に繋がったら相手側は無事とちゃうな」

悠「瞬獄殺だからな。」

ともき「どうツッコめばいいんだろうか…」

悠「敵の技に合わせてツッコめば瞬獄殺に合わせられるぞ」

ともき「その突っこむじゃねぇよ」

悠「それはさておきタルタルソースのタルタルって何か知ってるか?」

マリア「答えられますけど、黙ってたほうがいいですか?」

悠「モンゴル帝国の遊牧民である「タタール人」から来ている。」

マリア「無視して続けやがりましたよ。」

悠「主に東ヨーロッパの国々でタタールと呼ばれていたが、それが西ヨーロッパではギリシャ神話に登場する神「タルタロス」に影響され「タルタル」と呼ばれるようになった。」

マリア「このタタール族の料理がヨーロッパへと伝わっていきますが、その代表とされたのが「タルタルステーキ」です。タルタルステーキは牛肉や馬肉をみじん切りにし、オリーブオイルや塩コショウなどで味を整えたステーキ料理で、韓国料理のユッケに似ています。このタルタルステーキのみじん切りにする工程が似ているからということで、タルタルソースという名称が生まれたとされます。」
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