ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(8/5/夜)-

悠「あーつーーいーー。」

ともき「今日は確かにメチャクチャ暑かったな」

悠「急募涼しくなる方法」

優日「雨乞いとかどうかな」

福太郎「雨を降らせて涼しくなろうって考えかな?」

悠「どんちき♪└(^ω^ )┐♫ ┌( ^ω^)┘どんちき」

ともき「……なにしてる。」

悠「雨乞いの舞」

ともき「絶対違うだろ」

悠「ズイ₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ズイ」

ともき「妙な踊りを踊るな」

悠「はい」

優日「素直」

悠「っか、動いたら……暑い」

福太郎「せやろね。」

京「でも、いっぱい動いて暑くなった後は涼しいぞ。」

優日「アツアツのラーメン食べた後の水みたいなものだね」

ともき「それは何か違うと思うぞ」

優日「……しゃぶしゃぶ?」

ともき「料理がどうのこうのって話でもないんだよなぁ。」

悠「ちにみにしゃぶしゃぶの語源は肉を泳がす擬音じゃないぞ。」

京「違うのか!?」

真樹「え、マジで?」

悠「しゃぶしゃぶは沸騰したお湯や出汁に薄く切った肉をくぐらせ、タレに付けて食べる肉料理……なのは分かるな。」

優日「わからいでかっ!」

福太郎「カッコよ」

悠「日本発祥と思っている奴が多いが、起源はモンゴル帝国の「涮羊肉(シュワンヤンロウ)」であるとされてる。」

優日「シュワルツェネッガー?」

ともき「シュワンヤンロウ」

悠「そんで「しゃぶしゃぶ」という名称の由来だが、しゃぶしゃぶは当時「牛肉の水炊き」と呼ばれ、関西から人気が出始めた。これをお店のメニューに取り入れようとしたのが、大阪にあるスエヒロ。従業員がタライの水でおしぼりをすすぐ様子が、牛肉の水炊きをするときの様子と似ているということから、おしぼりをすすぐ時のジャブジャブという音を料理名にしたんだ。」

優日「「牛肉の水炊き」よりは「しゃぶしゃぶ」の方がインパクトはあるね。」

悠「それで、しゃぶしゃぶは全国に広く普及することになったわけだ。なにか質問は?」

京「はい」

悠「はい、がりゅーくん。」

京「なんでしゃぶしゃぶのお鍋には煙突みたいなものがあるの?」

悠「しゃぶしゃぶに使われる鍋は中国から伝わったとされていわれてる。昔の中国では、熱した炭を鍋の真ん中に入れて、温めていた。煙突のように尖った穴は排気口の役割も果たし、酸素の供給量も多くなり、火力がアップする効果も得られる。また、鍋底が狭くなる上、鍋肌の面積が多くなることにより温度が一定に保たれる。しゃぶしゃぶのように、お湯の温度が一定に保たれる必要のある料理にはうってつけの鍋というわけだ。」

京「おお、なるほど。」
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