ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7
ーラスタ・ラヴ(7/24/夜)-
悠「ああ、あっちゅい。」
ともき「気色悪い」
悠「熱中症か?」
ともき「お前が気持ち悪いといっとるんだ。」
悠「ばんなそかな!」
優日「気持ち悪いことに定評をもっては如何かな?」
悠「いらん。もっと素敵な定評をよこせ」
福太郎「例えば?」
悠「……カッコよさに定評があるとか」
真樹「……プッ」
悠「ジャイアンスイングと足掴んでブン回されるのどっちがいいか選べ」
真樹「同じじゃん!」
優日「無駄知識に定評があるぐらいでいいんじゃない?」
悠「無駄知識とは失礼な。博識といってもらいたい」
優日「百式?」
悠「誰がクワトロやねん。」
ともき「ある意味では博識なんだろうけどな……。」
真樹「じゃあ、何か涼しい話してよ」
悠「南極だと、吐く息は白くならない。」
ともき「それ……涼しい話か?」
京「南極は極寒の地だから涼しいってことだな。」
福太郎「極寒の時点で涼しいって段階は超え取る気がするんやけどね。」
悠「寒い時期は、息を吐くと白く見えるものだが、極寒の地、南極だと息が白くならないのは、南極の空気が非常にきれいだからだ。」
京「綺麗?」
悠「吐いた息は、チリやホコリを核にして水滴となり、それが白く見えるんだが、南極の空気中にはチリやホコリがほとんど浮遊していない。そのため、呼気が白く見えることもないんだ。」
真樹「へぇ……だけど別に涼しくはなる話でもないよね」
悠「じゃあ、ニトログリセリンが甘い話とかはどうだ。」
福太郎「原料にしとるダイナマイトも甘いんよな。」
京「なんで甘いの?」
悠「ニトログリセリンは、グリセリン化合物だが、グリセリンは糖と似た構造をもっていて、甘味料にも使われている物質だ。だから、爆発物には、妙に甘いものが多い。」
ともき「うん、涼しいとは違うよな。」
悠「ぞくぞくするだろ?爆発物が甘いって。」
福太郎「なるほど」
ともき「えぇ…」
悠「じゃあ、話しは変わるが最近はどこにでもアルコール消毒液が設置されている。けど、大抵のアルコール消毒水は濃度が60~90%の物が多い」
京「100%じゃなく?」
悠「そうだ。理由は60~90%の方が殺菌力が強いことが、実験で分かっているんだ。濃度90%以上は、かえって殺菌作用が落ちるんだ。」
真樹「なんで?」
悠「色々と科学的な話になってくるが」
真樹「あ、じゃあいいです。」
ともき「断るのが早い」
悠「ああ、あっちゅい。」
ともき「気色悪い」
悠「熱中症か?」
ともき「お前が気持ち悪いといっとるんだ。」
悠「ばんなそかな!」
優日「気持ち悪いことに定評をもっては如何かな?」
悠「いらん。もっと素敵な定評をよこせ」
福太郎「例えば?」
悠「……カッコよさに定評があるとか」
真樹「……プッ」
悠「ジャイアンスイングと足掴んでブン回されるのどっちがいいか選べ」
真樹「同じじゃん!」
優日「無駄知識に定評があるぐらいでいいんじゃない?」
悠「無駄知識とは失礼な。博識といってもらいたい」
優日「百式?」
悠「誰がクワトロやねん。」
ともき「ある意味では博識なんだろうけどな……。」
真樹「じゃあ、何か涼しい話してよ」
悠「南極だと、吐く息は白くならない。」
ともき「それ……涼しい話か?」
京「南極は極寒の地だから涼しいってことだな。」
福太郎「極寒の時点で涼しいって段階は超え取る気がするんやけどね。」
悠「寒い時期は、息を吐くと白く見えるものだが、極寒の地、南極だと息が白くならないのは、南極の空気が非常にきれいだからだ。」
京「綺麗?」
悠「吐いた息は、チリやホコリを核にして水滴となり、それが白く見えるんだが、南極の空気中にはチリやホコリがほとんど浮遊していない。そのため、呼気が白く見えることもないんだ。」
真樹「へぇ……だけど別に涼しくはなる話でもないよね」
悠「じゃあ、ニトログリセリンが甘い話とかはどうだ。」
福太郎「原料にしとるダイナマイトも甘いんよな。」
京「なんで甘いの?」
悠「ニトログリセリンは、グリセリン化合物だが、グリセリンは糖と似た構造をもっていて、甘味料にも使われている物質だ。だから、爆発物には、妙に甘いものが多い。」
ともき「うん、涼しいとは違うよな。」
悠「ぞくぞくするだろ?爆発物が甘いって。」
福太郎「なるほど」
ともき「えぇ…」
悠「じゃあ、話しは変わるが最近はどこにでもアルコール消毒液が設置されている。けど、大抵のアルコール消毒水は濃度が60~90%の物が多い」
京「100%じゃなく?」
悠「そうだ。理由は60~90%の方が殺菌力が強いことが、実験で分かっているんだ。濃度90%以上は、かえって殺菌作用が落ちるんだ。」
真樹「なんで?」
悠「色々と科学的な話になってくるが」
真樹「あ、じゃあいいです。」
ともき「断るのが早い」