ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(7/14/夜)-

悠「心が砕ける」

優日「やったぜ(どうしたの大丈夫?)」

悠「本音と建前の使い方を学ぼうか」

優日「オケまるぅー」

悠「頭の中にスポンジしか詰まってなさそうなJCみたいな喋り方やめろ。」

ともき「偏見が酷いだろ。」

悠「……JC~JKも含むか」

福太郎「幅広ひろうったな」

優日「女子中学生も高生も好きな癖に」

悠「失礼なことを言うな、美しい女性はみんな大好きだ。」

ともき「なにいってんだこいつ」

優日「でも、見目麗しい女性はそんなに悠のこと好きじゃないから。」

悠「なんでや!こんな良い男だぞ!」

ともき「自分でいってて……恥ずかしくもないんだよな、お前は。」

悠「当然っ!!」

福太郎「(心が)強い」

真樹「今さっき心砕けたって言ってなかった?」

悠「ああ、デュエルリンクスで5連敗してるんだ。」

ともき「……」

悠「しょうもないとか言わないと優しさにちょっとだけ心が治った」

真樹「わりと単純だね。」

福太郎「心が折れかけのときは小さな優しさが身に染みるねん。」

優日「福さんにもそういう時が?」

福太郎「わりと多いで」

悠「福ちゃんはハチャメチャが押しよせてくる生活してるもんな」

優日「福さんはトラブルと遊べヤンチャボーイだった?!」

福太郎「若かりし頃は……いや、ぜんぜんヤンチャちゃうかったなぁ。今と変わらずの陰キャですわ。」

優日「それなら負けませんけど?」

ともき「陰キャで張り合おうとすんな」

真樹「いうほど陰キャじゃないでしょ二人とも」

悠「優日は陰キャっていうか極端な人見知りなだけだろ。」

優日「フン!」

ともき「なんで偉そうに胸を張った。」

優日「アピールポイントかなと」

ともき「なんのだよ」

悠「ここらでひとつ面白い話でもしようかな。」

真樹「本当に面白いのかな?」

悠「おれが面白くない話をしたことなんかない。」

ともき「は?」

悠「電球の発明者はエジソンじゃない。電球の特許を始めて取得したのは、イギリスのジョセフ・スワンで、エジソンはフィラメントの改良に成功したに過ぎない。そのため、エジソンは、単独では電球を売りだすことができず、1883年、スワンと共同で、エジソン&スワン連合電灯会社を設立している。」

優日「ねぇねぇ」

悠「なんだ?」

優日「ちゃんと面白い話するのやめてもらっていいかな?」

悠「これは理不尽だろ。」
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