ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(7/10/夜)-

悠「あぁ、なんか疲れたなぁーー。」

ともき「ゲームのやり過ぎだろ」

悠「いやいやー。」

マリア「ちなみに金冠は出ましたか?」

悠「クシャルダオラ……50匹にして」

福太郎「お?」

京「おめでとう!」

悠「銀冠でしたぁ!!」

京「先走ってしまった。」

ともき「気にしなくていいぞ。」

悠「古龍とヌシは金冠出やすいとはなんだったのかっ!!」

マリア「3%が5%くらいになるんじゃないですか?」

悠「なきしにもあらずだから困るんだよなぁ。」

福太郎「せやけど5%ってわりと優しい確率よな」

京「5%でか?」

福太郎「世の中に蔓延るソシャゲのガチャに比べたら大分マシやと思うで。」

悠「比較対象が悪すぎる。完凸とかやってられんぞ。」

京「完凸って?」

悠「完凸、限凸、4凸」

真樹「もしかして凸はおちんちんの隠語なのでは?」

ともき「お前は真顔で何言ってんだ?」

福太郎「ソーシャルゲームとかで、キャラクターやアイテムを能力値を上限以上に強化した状態のことやで。」

京「ほうほう」

悠「強力なキャラクターを最大までレベルアップした後に、一定の条件で限界を突破させ、本来設定されている上限以上に強化できるシステムを採用しているものも多い。この限界突破を縮めてできた言葉が限凸だ。」

京「なるほど」

真樹「へー、ソシャゲやらないから知らなかった。」

マリア「真樹さんがプレイしたら即完凸キャラで溢れそうですね。」

真樹「札束で叩くことなら得意だよ」

マリア「叩かれてぇ、札束で叩かれてぇ。」

ともき「やめんかい」

悠「ただ、限凸するための条件は様々。同一キャラクターをガシャでもう一体入手する、特殊アイテムをクエストで入手するなど、キャラクターのレアリティに応じてゲーム内でも複数設定されている。」

福太郎「数パーセントの確率で排出されるキャラクターを複数引き当て、膨大なレベルアップアイテムとコインを費やし、特殊アイテム入手のために高難易度ダンジョンを周回した末に、手に入れた限凸キャラには他のキャラクターとは比べものにならない愛着がわくこと請け合いやね。」

マリア「時間とお金がドロドロに溶けていくやつですね」

京「怖いな。」

悠「ゲームによっては、限凸強化の段階が複数設定されてて、その場合は強化回数に応じて3凸、4凸などと呼ばれる。逆に限凸を一切していないものは無凸と呼び、また、これらの条件をすべてクリアし、この"完全に強化された状態"のことを完凸と呼ぶ。」
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