ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(7/3/夜)-

悠「あれは誰だ、誰だ。あれは誰だ、誰だ。」

ともき「これは……」

悠「裏切り者の名を受けて 全てを捨てて戦う轟竜 噛み付き突進は三連撃 回転乱舞は広範囲 岩石飛ばしは3WAY 超咆哮はふき飛ばされる 破壊の力 身につけた 轟の竜 ティガレーーーックスゥゥゥゥ!」

ともき「やっぱり、このパターンか」

悠「ありがとうございます。90匹行きました。ありがとうございます。」

福太郎「もう普通に90は超えてくようになったな。」

悠「おれはあと何回ティガレックスを倒し続ければいいんだ。ゼロは何も答えてくれない……。」

京「ゼロってだれ?」

福太郎「ゼロシステム」

京「?」

福太郎「ウィングガンダムに搭載されたシステムのことなんやけどね。まぁ、アレや……そういう台詞があるって覚えといたらええで。」

優日「倒し続けるのは……金冠が出るまででしょ」

悠「せやなー、せやせやせや……なっ!」

ともき「うぜぇ」

悠「優しくしてよ。ティガレックスを90匹もソロで狩り続けている男だぞ?いや、ティガレックスだけでなく他のモンスターもソロで淡々と狩り続けている男だぞ?」

福太郎「俺からも……優しいにしてあげてください。」

優日「ドキドキノコ食べる?」

悠「優しさが運試しなのはどうなんだろうな。」

福太郎「毒テングダケでなかっただけマシってことで。」

悠「せめて焼き魚とかあると思うんだよなぁ。」

優日「今作の焼き魚は有能だから自分で使うよ。」

真樹「そりゃそうだね。」

ともき「というか、ソロで狩ってんのか…」

悠「多頭討伐のときはマルチでもいいけど単体相手だとソロのがいい。ヘイトが自分に集中してるのが分かるし、体力低いし、私いじけちゃうし。」

ともき「勝手にいじけてろ」

悠「やだやだやーだ。」

ともき「は?」

悠「オカピっているじゃん」

優日「おかき?」

悠「オカピ」

福太郎「馬みたいなやつよな。森の貴婦人言われる。」

真樹「ピンと来ない」

京「珍しい動物なの?」

優日「動物園で見られるっちゃみられるかな。」

悠「オカピは高温多湿な熱帯雨林にすむため、濡れて体温を下げないよう水をはじく油分たっぷりのオイリーな体液を身に纏ってる。体はいつもテカり、触るとベトベトするだけでなく茶色の体液がついてしまうほどな。」

ともき「それはすごいな」

悠「だけど、これが、毛皮の美しさから「森の貴婦人」といわれる理由だ。」
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