ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】7

ーラスタ・ラヴ(6/22/夜)-

悠「ドッキドキさせてよ~」

マリア「いきなりナメクジとか投げつけましょうか?」

悠「心停止するからやめろ。」

ともき「そこまでか…」

悠「でも、心臓が完全に停止する最後の一瞬まで拳が砕け散るほどの力を込めてぶん殴るけどな。」
ググッ
マリア「投げませんから鼻に拳骨の角をこすりつけるのやめていただけますかね?」

福太郎「強者」

悠「えっへん!」

ともき「なにやってんだか……。」

悠「話しは全く変わるんだがFF9がパリを拠点にアニメ化されるらしいぞ。」

福太郎「なぜ9なんやろか。」

悠「子供向けにってことらしい」

京「はい」

悠「はい、がりゅーくん。」

京「FF9は子供向けのないようなの?」

悠「んー、子供向けというか……FF9の物語の本筋が盗賊と王女の逃避行なわけだ。」

京「ふんふん」

悠「ファイナルファンタジーシリーズのなかでも王道のファンタジーの要素が強く、児童文学的な世界観で冒険が繰り広げられるから、子ども向けアニメという展開ってことだと思うわけだ。」

京「なるほどなぁ。」

悠「ただ、一方で哲学的な問いを投げかけるような重厚なストーリーも詰まってる。だから、完全に子供向けってわけでもない。」

福太郎「FFの中では一番冒険活劇感はあるんは確かやね。」

マリア「FFのアニメ化ってこれが初めてですか?」

悠「アニメ化っていうのは初めてじゃないかな」

福太郎「CGでFF7のは作られとったね。あと、「ファイナルファンタジー」の映画」

悠「黒歴史はやめて差し上げろ」

真樹「映画は黒歴史なの?」

福太郎「スクウェアとハリウッドのコラボレーションによって誕生した、世界初のCGのみの役者によるフルCG映画やってんけどね。」

悠「当初はハワイでプレミア試写会を開催するほどの気合の入れ方で、米国での初公開数日間の成績は良かったものの、その後客入りは低迷し、制作費の1億3700万ドル(当時の為替レートで157億円)に対して全米興行収入は3200万ドル(およそ36億8000万円)という僅かなものに終わる。」

マリア「大損失じゃないですか、あばばばばっ。」

ともき「ダメージ受けるんじゃない」

悠「この記録的大損失は、あのギネスブックに「映画の興行赤字」の例として掲載されるほどだった。ただし、よくカン違いされているが、本作が「最も興行赤字を出した映画」としてギネスブックに載ったわけじゃない。「最も興行赤字を出した映画」は1995年のアメリカ映画『カットスロート・アイランド』であり、この記録は現在も破られていない。」
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