ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(6/1/夜)-

悠「キャンプ、翔虫、回避、翔虫、回避、ダッシュ、変形切り連打、麻痺、パンパンゼミ、捕獲……ブッブッ」
カチカチカチカチ

ともき「怖ぇよ。」

福太郎「金冠マラソンに取りつかれた者の末路やで」

京「悠兄ちゃん、しっかり、しっかり!」

真樹「指の動きは異常なほどしっかりしてるけどね。」

マリア「他のすべてを犠牲にして狩猟本能にすべてを注いだ結果ですかね。」

真桜「ホルマリン漬けの脳みそみたいなの。」

悠「瓶詰脳はNG」

ともき「オサイズチ何匹狩ったんだ」

悠「54匹で最小最大金冠そろったぞ」

マリア「え、出たんですか?」

悠「でたよ。」

福太郎「本なら今は?」

悠「ドスバギィとドスフロギィ」

真樹「二体?」

悠「ドスバギィの最小最大金冠が出るクエがドスフロギィとセットのクエしかないんだ。まぁ、逆に言えば同時にドスフロギィの最小最大も狙えて場所が闘技場だからかなり楽なほうだ。」

弩躬「二体同時だからHPも低いしな」

真桜「成果はどうなってるなの。」

悠「今日で20体ぐらい狩ってドスバギィは最大銀冠、ドスフロギィは最大金冠がでてる。」

京「よかった……のか?」

弩躬「まぁ…………一つでも金冠が出てるからマシなほうじゃねぇの?」

福太郎「銀冠ていうンが悲しいな。」

悠「正直、銀冠の設定はいらんやろって叫びそうになってる。」

真桜「うるさいから絶対に家で夜中には叫ぶななの。」

悠「はい…。」

マリア「20で一つ出たなら、60頑張れば全部出るんじゃないですか?」

悠「適当いうのやめてもらっていいですか?」
メリメリ
マリア「全面的に謝るんで頭蓋を砕こうとするの勘弁してもらっていいですか?」

弩躬「それさぁ、リセマラのほうが早くね?」

悠「最初はそう思ったんだけど脳死でクエ回してるほうが楽って結論に至ってるんだよ。」

ともき「至ったのか」

悠「うん、至ったのだ。」

マリア「というか、ずっとずーっと狩り続けろって言われてませんでしたっけ?」

悠「やめろ、心を壊しに来るな!」

ともき「もう壊れてるだろ。」

悠「ホホホッホーホケキョッ!」

マリア「ダメみたいですね。」

悠「まだだ、まだ舞える。」

弩躬「ドスバギィやドスフロギィを狩るだけならそりゃ別段苦労はしないだろうからな。」

真桜「たんたんと雑魚狩りみたいなもんなの。」

悠「だからこそ疲れる部分があるんだよ。」
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