ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇき~」

澪「……」

悠「なんだよ。なに警戒してる?」

澪「油断してると、悠はすぐに抱きついてくるからな」

悠「なんだよー。昨日のこときにしてるのかにゃー。」

澪「暑苦しいのに抱きつかれて、頬づりされたら誰だって警戒する」

悠「わかった。つぎはオデコにキスしたげる。」

澪「……」

将也「悠っていつもああなの?」

ともき「そうだな。男女関係なくセクハラ三昧だ。」

悠「って、おい、将也…」

将也「やほ。」

悠「おま…ガキがこんな所をウロウロするなっていってるだろ。」

美喜「こんなところってなによ、こんなところって」

悠「すまん、言葉のあやだ。」

将也「ガキって、普通に子供いるじゃん。」

月美「あー、優日お姉さん強い」

優日「ふふ~ん。トゲバク+フルファイアは最高の組み合わせ~…あ、負けた。」

月美「えへへ」


悠「月美ちゃんはかわいいからいてもいいんだよ。」

将也「俺だってかわいいだろ」

ともき「……」
美喜「……」
澪「……」

将也「……ごめんなさい!」

悠「将也…無理にボケるな。お前は典型的なツッコミキャラだ。ボケはおじさんに任せとけ。な?」

将也「おじさん…」

悠「うんうん。って、誰がおじさんじゃい!」

将也「自分がいったんだろ?!」

悠「マジか!?」

ともき「お前が驚くな…」

美喜「はぁ…本当にアンタがいると騒がしいわね…。」

悠「居ないと寂しいくせに」

美喜「アンタが居ないのと、居るのは、アンパンに振ってある胡麻があるか、無いかと同列よ」

悠「つまり?」

美喜「どうでもいい」

悠「あれ、何だろう目の前が潤んでくる」

美喜「ぞうきんいる?」

悠「お前のパンツ剥ぎ取って拭いたろうか。えぇ?その白い紐パンの紐ほどいてやろうか!」

美喜「い、いつみたのよ!」

悠「へっへーん!そのスリットから紐が時々みえてんだよ!」

美喜「っ…」

悠「毎日、伊達に尻を観察して…ごめんなさい。目は止めてください。目にアイスピックは許してください。」

澪「……よかったら、なにか作ろうか?」

ともき「じゃあ、レモネード二つ」

将也「あれ?!スルー?あっちで結構な惨事がおこりかけてるよ?」

ともき「あれは二人のコミュニケーションみたいなもんだから大丈夫だ。」

澪「そうそう。それに下手に関わると巻き込まれるぞ」

将也「は、はぁ…」

ともき「まぁ、レモネードでも飲んでのんびり二人のやり取りを観察しよう。」
将也「なれてるなぁ…」

ともき「あのバカとの付き合いは長いからな…」

澪「じゃあ少しはセクハラを止めてくれないか?」

ともき「止めたら俺にしてくるから嫌だ」
46/100ページ
スキ