ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(5/14/夜)-

悠「ここに1枚のコインと空っぽの薬瓶がある。」

ともき「で?」

悠「ビンの蓋を絞めてコインを上から当てると……1.2の3!」
カンッ、チャリン!

京「中に入った!」

悠「貫通マジーック」

福太郎「わりとガチに凄いマジックで草」

優日「で、種は?」

悠「意外と簡単だ。コインは当然二枚、一枚は手の中、もう一枚は薬瓶の蓋の裏に貼りつけておく。蓋の上にコインをぶつけと同時に瓶事態を僅かに浮かし手置いて下に持ぶつけると中のコインが衝撃で落ちるという種だ。」

ともき「そういうことか。」

悠「ただし、これは不透明系の蓋つきのビンでないとできない奴だから。透明のコップとかにコインを貫通させるのとは全然違う手品だ。」

真樹「へー……なんで昨日から手品してんの?」

悠「じゃあ、次はおれが一番得意なトランプマジックを見せよう。」

真樹「(普通に無視された。)」

悠「ここに紙とペンがあるからおれに見せないように好きなマークと数字をかいてくれ。」

京「わかった。」
【ダイヤのA】

悠「トランプをシャッフルしてるから好きなタイミングでストップといってくれ。」
シャッシャッ

京「STOP」

悠「一番上のカードが紙に書いたカードだ。」

優日「どれどれ」
スッ【クラブの8】

京「……」
スッ【ダイヤのA】

悠「……はい、回収しまーす。」

ともき「なんで得意っていってる。トランプの手品だけ失敗するんだよ。」

悠「はは、トランプ手品?なんのことやら。」

優日「失敗を認めないどころか、手品したこと自体をなかったことにしようとしている。」

悠「おっ、そうだ。鹿っているじゃん?」

京「動物の?」

悠「そう、その鹿。鹿が人間を殺す数は、クマ、イヌ、オオカミ、アリゲーター、サメ、クモ、ハチ、サソリ、ヘビのが殺す合計人数よりも多いんだぞ。」

優日「え、マジで?なに狂乱の鹿でもいるの?」

福太郎「最初のFOEが全体混乱はマジでコワイ。」

ともき「まさか、角で突き殺してくるとか言わないよな?」

悠「そうじゃない。これは鹿が道路にでてきて衝突したり、避けてぶつかったりと、鹿が間接的な交通事故の原因となって、亡くなってしまうケースが多いためだ。」

真樹「あー、鹿飛び出し注意って標識あるぐらいだもんね。」

福太郎「結構鹿って大きいもんな」
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