ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

悠「いいか?よく見てろよ?なにも持ってないな?」

亮「あぁ…」

悠「握る。さ、いくぞ~…上、下、上、下、左、右、左、右…」

ひゅんひゅんひゅん…

亮「……」

悠「ほい!」

ともき「飴が出てきてるな。」

亮「……わからん。いったいいつ飴を握りしめたんだ?」

悠「魔法だよ。」

紅「本当は?」

悠「いっひっひ。魔法だよ。俺の能力は子供を笑顔にする程度の能力だからな。」

優日「四季のセクハラマスターが能力じゃないんだ」

悠「あれは趣味であり生き甲斐だ。現にさっきから美喜の尻を観察してる。」

美喜「見るな!」

悠「無理だ!」

澪「コイツ、言い切ったよ…」

悠「ま、尻の観察はおいといて……いいか?まずなにも持ってない「右手」を見せる。次に縦横無尽に振る。そして…勢いよく相手の目の前に振り下ろして、「左手」をつきだす。開くと飴が現れてる。な、魔法だろ?」

ともき「あぁ…。確かに魔法だな。」

悠「そうだろ?俺に使える魔法はこの程度でいい。ただ、持っている飴をそのまま渡すより。少しだけワンアクションを決めるだけでいい。」

紅「さすがエンタティナーだな。」

悠「よせやい。照れるだろう。」

ともき「まぁ、ただ一番の功労賞はずっとチビッコの相手をしている。鈴猫さんだけどな」



海「すずねーちん、ふかふかや~。」

鈴猫「あ、はは…胸に顔埋められながらいわれても…ん?」

翡翠「…ぎゅ…」

星凪「あ、ふ、ふかふかです…」

鈴猫「皆抱きつくの好きなんだね。えと、月美ちゃんは?」

月美「いいですか?」

鈴猫「うん、おいで。」



紅「いいんじゃないか、なかなかいい絵だ。」

悠「だな。俺も月美ちゃん抱っこしてほっぺこすり付けたい。こんな風に…スリスリ」

ともき「でぇい!俺にやるな!」

悠「おー皆、ともきの肌モチモチやぞ。な、ちょっとだけ舐めていい?」

ともき「いいわけあるか!」

悠「じゃあ、一回だけほっぺ噛ませて。あまがみするから。」

ともき「すいません!誰かこいつの性癖をどうにかしてください!」

紅「~~」

澪「え、笑うとこ…っか、爆笑?!」

亮「今のドコがツボだったんだ…?」

優日「紅君なら、壺に入ってツボにはいりそうだよね。」

美喜「ごめん、その状況がわかんないわ。」

悠「俺は壺に入るより。蜜壺に挿入た…」

パーン!

ともき「最低の下ネタやめい!」

悠「おぉう…水月にクリティカルツッコミ…。俺は入れられる側だったのか……やらないか?」

ともき「コイツ、ただでは起き上がらないな…」

悠「俺はノンケでもくっちまうぜ?」

優日「はい、質問。今まで食べた男性の数は?」

悠「男はまださすがにないな。ともきの耳たぶかじったくらい。」

亮「というか、「まだ」なのか?この先予定があるのか…」

悠「うーん…どうでしょう。基本は女の子大好きだし。」

ともき「いや、悩むな。」
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