ｰラスタ･ラヴ(5/10/夜)-

悠「うーん」

福太郎「指見つめてどないしてん?」

悠「ちょっと中指見てくれ」

福太郎「ん?あれ、傷があるな」

悠「そうなんだよ。」

ともき「指切ったのか」

悠「そう。しかも連続で」

福太郎「んっ、ほんまや、傷が二つあるな。」

優日「なに自傷?」

悠「そんな病んでない。一つは包丁、一つは紙で切っちゃったんだ。」

京「包丁で?」

悠「そう。トマトスライスしてたら切っ先でスパッ…と」

真樹「ひぇ…」

悠「まぁ深い傷でもないからすぐに塞がったんだが、なんの本読んでたら帯封で因果か同じ指を切ったわけだ。」

優日「神って意外と皮膚裂いちゃうよね。」

真樹「話を聞いてるだけでゾワゾワする。」

京「バンソーコーとかしなくて平気?」

悠「大丈夫だ。白巳の唾液を塗ってるから」

福太郎「現代の万能薬」

優日「白巳ちゃんの唾液と駒狸汁で内も外も完璧」

ともき「なんだかなぁ…」

悠「ただ、こんな連続で同じようなところを傷つくっていうのは……何かあるのかもしれない。」

ともき「いや、なにがあるっていうんだよ。」

悠「……宝くじとか勝ったら当たらないかな」

優日「1000円ぐらいならワンチャンあるかも」

福太郎「300円でないところがみそやな」

ともき「いや、指切ったぐらいで宝くじが当たるってのはどうなんだ。」

悠「いや、おれが包丁さばきミスって指切るって相当珍しいからな?」

京「なるほど」

真樹「むしろ、そんなミスらないことをミスするっていうのは何か悪い予兆なんじゃないかな」

悠「なんでじゃ、顔面に雷泥玉ぶつけんぞ」

真樹「何かわからないけどとんでもないものをぶつけようとしないで」

優日「雷玉コロガシは優秀」

福太郎「雷やられはスタン取れて強力よな」

悠「属性やられはもっとこっちから仕掛けられる手段が増えればいいのにな。現状猫かコロガシだけだし。」

福太郎「効果が強力やし多少はね。」

悠「それは分かるんだが百竜の時に任務があっても大砲でしか属性やられとれないからわりと面倒なんだよ」

優日「状態異常のがめんどくない?」

悠「あれは爆破属性かつけば楽だぞ。爆発でも状態異常扱いだから」

優日「マジで?爆破でとれるんだ。猫双剣で頑張ってたよ」

悠「おれも最近知った。だから、状態異常任務があるときはテオ弓担いでる。」

福太郎「残念弓のテオ弓にも活躍の場面が……」

優日「マガド弓で良くない?拡散出し」

悠「それ以上はいけない。」