ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6
ーラスタ・ラヴ(5/6/夜)-
悠「10円玉」
ともき「10円玉?」
悠「自動販売機で10円玉は何枚まで使えるか知ってるか?」
真樹「何枚までっていくらでも使えるんじゃない?まぁ、何枚もいれて買うものもないと思うけど。」
悠「はんっ!」
真樹「鼻で笑われた」
吉音「違うの?」
悠「答えは20枚までだ。」
京「つまり200円か。」
悠「そうだ。だから、駅券売機で210円の切符を購入する場合、10円玉21枚では購入できない。」
京「どうして?」
悠「これは、同一硬貨が強制力をもって使えるのは20枚までと定めた「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」に則っているためで、21枚目を入れた途端にシステムがロックされ、硬貨がすべて返却口に戻ってくるよう、制限機能が設定されている。」
福太郎「制限機能まであるんやな。」
悠「ただ、これは自動販売機じゃなくて自動券売機だけって噂もある。」
吉音「十円玉ばっかり20枚以上持ってることってあんまりないよね。」
真樹「僕は小銭自体あんまりもったことないよ。」
福太郎「おーブルジョワ…」
悠「コロナが終息したらコイツに驕らせてみんなで何か食いに行こうぜ」
ともき「コラコラ」
真樹「別に終息しなくてもお店丸々貸し切ればいいんじゃない?」
ともき「驕るとかいう段階をすっ飛ばしてきた。」
悠「こういう奴なんだよ。」
福太郎「硬貨いうたら1枚あたりのコストは、当然その硬貨の価値よりも安うせなアカンけど、採算が合わんのも1円玉やね。」
ともき「ああ、それは聞いたことありますね。」
京「1円の採算が合わないのか?」
悠「原因は、アルミニウム地金の価格が高くなっていることだ。製造コストは、1円玉1枚につき2~3円と言われている。つまり、作れば作るほど赤字になってしまうわけだ。」
吉音「1円なのに2.3円……これが錬金術!」
プロメ(仮)【いえ、マイナスになっているんですがそれは……。】
ともき「プロメが困惑してんぞ」
悠「ちなみに海外では、製造コストがかかり過ぎるなどの理由で、少額硬貨の流通を中止している国もある。」
想「そんな国が?」
悠「例えば英国、スイス、オランダ、オーストラリア、ブラジル、イスラエルなどだ。カナダも2012年に1セント硬貨の製造を中止することを決めた。
ともき「9年前の話か…」
悠「10円玉」
ともき「10円玉?」
悠「自動販売機で10円玉は何枚まで使えるか知ってるか?」
真樹「何枚までっていくらでも使えるんじゃない?まぁ、何枚もいれて買うものもないと思うけど。」
悠「はんっ!」
真樹「鼻で笑われた」
吉音「違うの?」
悠「答えは20枚までだ。」
京「つまり200円か。」
悠「そうだ。だから、駅券売機で210円の切符を購入する場合、10円玉21枚では購入できない。」
京「どうして?」
悠「これは、同一硬貨が強制力をもって使えるのは20枚までと定めた「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律第7条」に則っているためで、21枚目を入れた途端にシステムがロックされ、硬貨がすべて返却口に戻ってくるよう、制限機能が設定されている。」
福太郎「制限機能まであるんやな。」
悠「ただ、これは自動販売機じゃなくて自動券売機だけって噂もある。」
吉音「十円玉ばっかり20枚以上持ってることってあんまりないよね。」
真樹「僕は小銭自体あんまりもったことないよ。」
福太郎「おーブルジョワ…」
悠「コロナが終息したらコイツに驕らせてみんなで何か食いに行こうぜ」
ともき「コラコラ」
真樹「別に終息しなくてもお店丸々貸し切ればいいんじゃない?」
ともき「驕るとかいう段階をすっ飛ばしてきた。」
悠「こういう奴なんだよ。」
福太郎「硬貨いうたら1枚あたりのコストは、当然その硬貨の価値よりも安うせなアカンけど、採算が合わんのも1円玉やね。」
ともき「ああ、それは聞いたことありますね。」
京「1円の採算が合わないのか?」
悠「原因は、アルミニウム地金の価格が高くなっていることだ。製造コストは、1円玉1枚につき2~3円と言われている。つまり、作れば作るほど赤字になってしまうわけだ。」
吉音「1円なのに2.3円……これが錬金術!」
プロメ(仮)【いえ、マイナスになっているんですがそれは……。】
ともき「プロメが困惑してんぞ」
悠「ちなみに海外では、製造コストがかかり過ぎるなどの理由で、少額硬貨の流通を中止している国もある。」
想「そんな国が?」
悠「例えば英国、スイス、オランダ、オーストラリア、ブラジル、イスラエルなどだ。カナダも2012年に1セント硬貨の製造を中止することを決めた。
ともき「9年前の話か…」