ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】6

ーラスタ・ラヴー

紅「ちぇき~。おっ、今日は人多いな」

しんご「ああ、なんか気がついたら大人数になってたんだよ。」

澪「悠とともきが来て、亮と月美ちゃんがきて、鈴猫さんと優日と春夏冬がきて…」

美喜「うちは児童館じゃないんだけどね…」

悠「お、紅。ちぇき」

紅「ちぇき~」

美喜「アンタらちぇきちぇきうるさいわね。」

悠「あいさつを怒られるとはこれいかに」

海「あ、紅のアンちゃん。ちぇきや。」

翡翠「…ちぇき…」

星凪「こ、こんにちわぁ」

月美「紅さん、ちぇきです」

紅「おう、ちびっこ共。ちぇき。」

美喜「……」

澪「ちぇき大流行ですね」

紅「チビ達はどしたんだ?」

悠「月美ちゃんは亮と、三チビは鈴猫と優日が連れてきた」

優日「私と鈴猫さんが一緒にいたらばったり、海ちゃんと会って一緒に買い物したんだよね。」

鈴猫「うん。子供だけだとアレだしね。」

悠「買い物?お前ら迷惑かけてないだろな?」

海「あったりまえやろ」

悠「なに見てたんだ?」

海「水着見ててん。夏休みは海で開放的になるで~。ゆーゆもうちの水着姿堪能してや♪あれ?凪?」

星凪「あぅ…」

翡翠「…あっち…」

悠「亮は月美ちゃんとなにしてたんだ?」

海「いつのまに…」

ともき「お得意のミスデイレクション…」

亮「俺は羅漢館長っとこに顔出しにいくつもりだったんだけど…チョロチョロついてきてな。」

月美「亮にぃ、最近あそんでくれないんだもん」

悠「そりゃ亮が悪いな。亮は黒だ。」

亮「お前の方が黒だっての。配色も中身も」

悠「HAHAHA~上手いこといいやがったな。」

優日「悠は黒!」

悠「なんで、お前はジャジメントしやがんだ…」

翡翠「…くろ?…」

優日「はい、翡翠ちゃんも」

翡翠「…ゆうはくろ…」


悠「翡翠にいわれちゃあ認めるしかねぇなぁ」

亮「お前はそれでいいのか」

月美「むぅ~」

ともき「翡翠ちゃんには甘いな…」

海「すずねーちん、ヒイキやと思わへん?」

鈴猫「ヒイキだね。」

美喜「なに、子供と一緒にうなずいてるんだか…」

悠「翡翠、ひざのうえ座るか?」

翡翠「…コク…」

悠「よし、おいで~」

月美「むぅ~」

ともき「…悠、月美ちゃんが膨れてるぞ」

悠「あー?」

月美「むぅ~」

悠「ふむ。じゃあ、月美ちゃん俺の手を見てくれ。」
月美「?」

悠「なにも持ってないよな?この手を握ります。さぁ、目で追ってみてくれ。いくぞ~…最初はゆっくり~……」

ひゅん……ひゅん……
ひゅん…ひゅん…
ひゅんひゅん…

月美「は、早いよ~」

悠「……はい!手を出して」

月美「ふぇ!は、はい!」

悠「はい、プレゼント」

月美「飴…え、え!どうやって?どうやったの悠にぃ!」

悠「いっひっひ。俺は魔法が使えるんだよ。ミスデイレクションっていう魔法がな」

優日「ヒソヒソ(ともき君、ともき君、これ…読んで)」

ともき「え?ネタばらしは次回…って、うぉい」
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