ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(4/29/夜)-

悠「珠が足りない。」

マリア「え、玉無しですか?」

悠「誰が玉無しだって?おおん!?」

ともき「やかましい」

京「なんの玉だ?」

福太郎「宝玉ちゃうかな」

悠「いや、瑠璃原珠」

福太郎「ああ、そっちね。」

京「どっち?」

マリア「右の玉ですか?左の玉ですか?」

ともき「何を言ってるんだ」

悠「そんなにお前は金玉好きか?」

ともき「お前もドストレートに言うんじゃな」

マリア「好きですね。金っていうと一定の価値がずっと続きますからね!!」

真樹「目が「$」になってる。」

悠「そっちの金玉か」

ともき「せめて金「の」玉といえ」

京「そういえばどうして金って高いの?」

悠「金の価格は一定しておらず絶えず変化しているのはしってるな。」

京「うん」

マリア「2000年代は、とりわけ金価格が著しく上昇してましたね。げへへっ」

ともき「げへへ笑いやめろ。」

悠「1999年9月の上場安値が836円だったのに対し、2013年2月の上場来高値は5,081円と約6倍にも高騰していた。こういう金相場の変動は、幾つかの複数の要因によって起きている。」

京「いくつかの要因」

悠「まずは需要と供給」

プロメ(仮)【基本的にモノの価格は需要量と供給量のバランスによって決定されており、それは金も例外ではありません。金の需要量と供給量のバランスは、鉱山からの生産量やスクラップ回収量、投資需要、宝飾品の売れ行き、各国中央銀行による売買量など複数の要因によって決定されます。】

真樹「えーと、つまり?」

福太郎「需要量が供給量を上回れば価格が引き上げられ、反対に供給量が需要量を上回れば価格が引き下げらるいうことやね。」

京「金価値の高騰が続いている場合、需要が供給を上回っているということか。」

悠「Good!そういうことだ!」

マリア「金は世界中で取り引きされているため、その価値に公平性が保たれ、誰もが納得のできる取り引きができるのも大きな特徴ですよね。」

悠「金が資産として運用されている理由とも言えるな。」

京「なるほど」

プロメ(仮)【数ある通貨の中でも、米ドルは世界の基軸となる通貨。世界各国の中央銀行は外貨準備として米ドルを保有しています。そして万が一の保険として、金を同時に保有している場合がほとんどです。ゆえに金は通貨としての側面も持ち合わせているのです。】
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