ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6
ーラスタ・ラヴ(4/20/夜)-
悠「どうしたことでしょう、今日の温かさ満点です!」
マリア「暑いぐらいでしたね。」
福太郎「長袖やと汗かいたぐらいやしな」
悠「夏……感じちゃうんですよね。」
ともき「うるせぇわ」
悠「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ!」
弩躬「お前は不健全だろ」
悠「だれが不健全やねん」
マリア「健全だとお思いですか?」
悠「うん」
マリア「ぺっ!」
悠「いい度胸だ。顔面に拳をめり込ましてやろう」
マリア「なにも嬉しくないですね。」
悠「いちいち反応して相手してやってるんだから有り難がれ。」
マリア「へー、ありがてぇありがてぇ。」
悠「やっぱり殴っとく方がいいな」
弩躬「どういうやり取りしてんだか。」
悠「ところで三蔵法師って何者か知ってるか?」
京「天竺に行くお坊さん」
鳳「三蔵法師というのは、仏典(三蔵)に精通した高僧のことよ。転じて、インドの経典を漢訳した僧侶の尊称。」
京「ええと、つまり?」
鳳「三蔵法師とは一般名詞であり、歴史上150人くらいいるわ。「西遊記」で、孫悟空らと天竺を目指した玄奘三蔵はそのうちのひとりよ。」
京「ほー!」
真樹「へー!」
悠「夏目漱石の脳は、エタノール漬けにされて、東京大学医学部の標本室に保管されてるのは知ってるか?」
真樹「ええ……何の為に、っていか、なんで脳をバラされてるの?」
福太郎「夏目漱石の脳は妻の鏡子の依頼によって解剖され、医学の発展に貢献したそうやで。残念ながら一般公開はされとらんみたいやけど。」
ともき「別に残念ではないです。」
京「夏目漱石って凄く頭がいいひとみたいだったけどやっぱり脳ミソも大きいの?」
悠「その重量は1.425g。成人男性は1.350~1.500gぐらいが一般的とされている」
マリア「つまり平均と比べてさして大きいわけではないんですね。」
鳳「だけど重量こそ普通でも、頭の回転の速さや、言語処理の能力を司る部位にあたる前頭葉は著しく発達していたそうよ。」
ともき「それでさほど重くないということは、かなり偏った才能だったのかな。」
プロメ(仮)【ちなみに記録されているなかで一番重いのは、19世紀ロシアの文豪イワン・ツルゲーネフの2012gです。】
マリア「平均より500g以上重いのは凄いですね。頭めっちゃデカかったんでしょうか。」
悠「どうしたことでしょう、今日の温かさ満点です!」
マリア「暑いぐらいでしたね。」
福太郎「長袖やと汗かいたぐらいやしな」
悠「夏……感じちゃうんですよね。」
ともき「うるせぇわ」
悠「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ!」
弩躬「お前は不健全だろ」
悠「だれが不健全やねん」
マリア「健全だとお思いですか?」
悠「うん」
マリア「ぺっ!」
悠「いい度胸だ。顔面に拳をめり込ましてやろう」
マリア「なにも嬉しくないですね。」
悠「いちいち反応して相手してやってるんだから有り難がれ。」
マリア「へー、ありがてぇありがてぇ。」
悠「やっぱり殴っとく方がいいな」
弩躬「どういうやり取りしてんだか。」
悠「ところで三蔵法師って何者か知ってるか?」
京「天竺に行くお坊さん」
鳳「三蔵法師というのは、仏典(三蔵)に精通した高僧のことよ。転じて、インドの経典を漢訳した僧侶の尊称。」
京「ええと、つまり?」
鳳「三蔵法師とは一般名詞であり、歴史上150人くらいいるわ。「西遊記」で、孫悟空らと天竺を目指した玄奘三蔵はそのうちのひとりよ。」
京「ほー!」
真樹「へー!」
悠「夏目漱石の脳は、エタノール漬けにされて、東京大学医学部の標本室に保管されてるのは知ってるか?」
真樹「ええ……何の為に、っていか、なんで脳をバラされてるの?」
福太郎「夏目漱石の脳は妻の鏡子の依頼によって解剖され、医学の発展に貢献したそうやで。残念ながら一般公開はされとらんみたいやけど。」
ともき「別に残念ではないです。」
京「夏目漱石って凄く頭がいいひとみたいだったけどやっぱり脳ミソも大きいの?」
悠「その重量は1.425g。成人男性は1.350~1.500gぐらいが一般的とされている」
マリア「つまり平均と比べてさして大きいわけではないんですね。」
鳳「だけど重量こそ普通でも、頭の回転の速さや、言語処理の能力を司る部位にあたる前頭葉は著しく発達していたそうよ。」
ともき「それでさほど重くないということは、かなり偏った才能だったのかな。」
プロメ(仮)【ちなみに記録されているなかで一番重いのは、19世紀ロシアの文豪イワン・ツルゲーネフの2012gです。】
マリア「平均より500g以上重いのは凄いですね。頭めっちゃデカかったんでしょうか。」