ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(4/17/夜)-

悠「あー……寒い」

ともき「寒くはないだろ。いや、それ以前にお前は半袖の作務衣だからだろ。」

悠「4月の頭からはずっと半袖だが?」

優日「寒いのが苦手なのか平気なのか」

プロメ(仮)【コレガワカラナイ】

悠「さすがに下にシャツは着てるから」

福太郎「それでも半袖なんは若さがすごいと思う」

ともき「いうて、福太郎さんもそこまで俺らと歳離れてませんけどね。」

悠「でも、ちょっと外見たら肌の面積の方が多いような格好してるおっさんとかいるぞ」

真樹「明らかに危ない人じゃん」

悠「そうだよ(迫真)」

ともき「居てたまるか!」

悠「それがわりといるんだよな。」

摩耶「いるね。」

金剛「いるな。」

ともき「えぇ…」

京「それはどういう格好なんだ?」

悠「タンクトップと半ズボンとか夏場のクソガキみたいな格好してるおっさんだ」

真樹「通報しなきゃ」

ともき「いやいや、流石にそれだけで通報はやめてあげろ」

摩耶「通報はともかく関わりたくはないよね。」

優日「いきなり怒鳴ってきそう」

金剛「そこまでされたらもう通報していいだろ。」

悠「金剛も気をつけろよ」

金剛「どういう意味だ」

悠「……えへっ!」

摩耶「殴る?蹴る?」

金剛「どっちがいいかな」

悠「やめろーっ!やめてぇー!わー!きゃー!」

ともき「やかましい」

悠「ソーシャルディスタンス!ソーシャルディスタンス!」

金剛「ほんとうに、やかましいな…」

悠「ソーシャルディスタンスってテンポよく言うとゴーストバスターズって言いたくなる、ならない?」

真樹「ならない」

悠「ぉぉん?!」

優日「いや、ならないでしょ。」

悠「……千利休の本名をしってるか?」

ともき「唐突」

京「千利休が名前じゃないの?」

悠「通り名みたいなもんだ。本名は、田中与四郎だ。」

真樹「平凡というか古風というか」

摩耶「まぁ、昔の人だからね。」

優日「こちらには福太郎さんがいるから」

ともき「どういうことだよ。」

悠「赤穂浪士の討ち入りは「生類憐みの令」の真っ最中に行われた。」

摩耶「生類は大事、ただし人間は除く」

福太郎「保護する対象は、捨て子や病人、高齢者も含まれとったんやけどね。」

優日「つまり……健康な人間は無視してもいいと」

ともき「曲解がすぎるんだよなぁ。」
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