ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(4/8/夜)-

悠「明日の金ローはゲド戦記らしいぞ。」

ともき「そうか」

悠「おれ、ゲド戦記はちゃんと見たこと無いんだよな。」

優日「あれ、そうなの?」

悠「歌は好きなんだけど内容はそこまでって感じでな…。」

福太郎「ジブリ系では他のと雰囲気が違うよな」

悠「やっぱりカリオストロが一番だよ」

ともき「それ、ジブリじゃねぇから」

京「ルパン三世」

悠「男には自分の世界が……ザ・ワールド!時よ止まれ!!」

ともき「世界ってワードに反応すんな」

悠「ザ・ワールドは叫びたいスタンド名の上位にはいるから」

優日「他の上位は?」

悠「おれ的にはマン・インザ・ミラーは割と上位。語呂の良さがホント好き」

福太郎「引きずり込んだ」

悠「あ、マン・インザ・ミラーといえばマジックミラーの原理は知ってるか?」

ともき「ぜんぜん別もんだろ」

京「マジックミラーって向こう側が見えてるけど、向こう側からは鏡になってるアレ?」

悠「それだ。」

真樹「言われてみれば原理とか全然わかんないかも」

悠「マジックミラーの原理は意外とシンプルで、部屋の明るさの違いを利用している。」

京「明るさ?」

悠「どういうことかと言うと、「明るい部屋からは鏡に見える」「暗い部屋からは向こう側が見える」ということだ。」

京「はい」

悠「はい、がりゅーくん。」

京「どうやって見え方の違いを作り出してるの?」

悠「今から説明しよう」

ともき「毎回思うけど、律儀にちゃんと挙手してから質問するよな…」

優日「がりゅーちゃんは真面目だから」

悠「マジックミラーを含めて、そもそも鏡というものは、ガラスに銀などのめっきを着けたものだ。」

プロメ(仮)【かなりざっくりした説明です。】

悠「この銀めっきに光が反射することで、おれ達は鏡に映る自分の姿を見ることができるわけだ。一般的な鏡というのは反射率がほぼ100%。つまり、鏡に当たった全ての光を反射し、向こう側には光を一切通さないということだ。」

プロメ(仮)【厳密には少しだけ通します。】

悠「ただ、銀めっきを薄くすると反射率が下がる。つまり、銀めっきを薄くすることで、鏡の向こう側にも光を通すことが出来るわけだ。」

福太郎「ちなみに、光が物体の中を通ることを「透過」いうで。」

京「ほうほう」

悠「じゃあ本題だ。マジックミラーとは何なのかと言うと、銀めっきを非常に薄くした鏡だ。おそらく想像がつくと思うが、光がけっこう透過する。」

優日「どのぐらい?」

悠「マジックミラーによって変わりるが、だいたい反射率50%が理想的だと言われてる。つまり、マジックミラーに100の光を当てたら、50は反射して50は透過するということだ。それで最初に話した部屋の明るさの違いが関係してくるわけだが……続きは明日にしよう」

ともき「最近このパターン多いな」
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