ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅴ】6

ーラスタ・ラヴ(3/18/夜)-

悠「ツナ缶て戦闘力高いよな」

ともき「戦闘…力?」

悠「あの缶詰ひとつで色々と応用が効きすぎるだろ。」

マリア「確かに便利は便利ですよね。ご飯、パスタ、野菜と何にでも合いますし」

ともき「言わんとしてることは分かるが戦闘力ってどうなんだ。」

悠「パウワァがある。」

京「パワー?」

悠「パウワァ」

ともき「やかましい」

悠「……鳥と亀とゴマどの話がききたい?」

福太郎「広いようで狭い選択肢」

真樹「じゃあ、鳥で」

悠「ゴマの話をするとしようか」

真樹「おっかしいなぁ。鳥っていったんだけどなぁ」

マリア「結局したい話をするなら聞かなきゃいいのに。」

悠「一般的に使われてるゴマは三種類、白ごま、黒ごま、金ごまだ。とうぜん見た目だけではなく、もちろん味にも違いがある。」

真樹「白と金はドレッシング、タレであるよね。」

京「ゴマせんべいとかに黒ゴマは振られてる。」

悠「白ごまは最もポピュラーな品種で、風味は淡白でどんな料理にも相性がよい。」

ともき「それはよく分かるな。」

福太郎「ちょっとしたもんに振られとると嬉しいよな。」

悠「黒ごまは独特の風味があり、しつこい料理に使うと味がしまるという特性がある。北陸地方や東北地方では好んで利用されているようだ。」

真樹「そう……なの?」

京「ゴマ塩のおにぎりはしつこい料理だった?」

ともき「そうじゃない。」

悠「違う違う、そうじゃない。そうじゃなぁーい!」

ともき「すぐに脱線するのやめろ。」

悠「金ごまはごま本来の旨味やコクの強い品種だ。「金」という名からも想像されるように、高級品として珍重される品種だ。」

マリア「金は高いんですよ。高級なんですよ。ゴォォォルド!!」

悠「金金金、騎士として恥ずかしくないのか!」

マリア「騎士以外の発言は認めない!」

ともき「「金」てワードが出るたびにホントその寸劇するよな」

悠「楽しいだろ?」

ともき「別に」

悠「そういえば……ゴマとは関係ないが盗まれてた戦場のメリークリスマスのポスターが帰ってきたらしいな。」

福太郎「マジで?」

マリア「犯人は?」

悠「今とのころは不明だ。権利元である大島渚プロダクションも、これ以上の詮索は行わないそうだ。ただし……」

京「ただし?」

悠「警察の方は調査は続けるそうだ」

マリア「そりゃそうでしょうね。」
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